2022年5月にファイナンシャル・プランニング技能検定3級(FP3級技能検定)を受験しました。
試験当日が近づくにつれ、当日の持ち物やスケジュール、過ごし方などが気になってきますよね。
また、当日どのようなことに気をつければいいのかなど、不安な気持ちが募ります。
この記事では、実際にFP3級を受験し、合格した私の体験をもとに、試験当日に必要な持ち物とスケジュール、注意事項をお伝えしたいと思います。
この記事で少しでも不安を無くした状態で試験にのぞんで頂ければ幸いです。
✅試験に対する不安を少しでも減らしたい
✅試験当日の持ち物を確認したい
✅試験当日のスケジュールを確認したい
✅試験当日に気をつけるべきことを知りたい
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筆者はこの方法で学科57/60点、実技100/100点で一発合格したよ!
FP3級の試験当日の持ち物

試験当日に必要なものは基本的に受験票に書いてあります。
ただそこには書いてないけれどもあった方がいいものなどもありますのでここでご説明します。
必ず必要なもの
受験票にも書いてある必ず必要なものはこれらです。
最低限、これらと自分の体ひとつがあれば試験は受けられますね。
①受験票と本人確認書類
②筆記用具(HBの鉛筆又はシャーペン、消しゴム)
③マスク(着用しないと受験できない)
①受験票と本人確認書類
さすがにこれを忘れる人はいないと思いますが、まずは受験票と本人確認書類です。
受験票には当日の持ち物やスケジュール、会場の地図なども書いてあるので、結構何度も見るんですよね。
何度も見るうちに、最終的にカバンにしまうのを忘れてしまった!なんてことは絶対に避けなければいけません。
なので、私の場合は受験票の写真を撮って、いつでもスマホで見られるようにしていました。
この受験票には写真を貼り付ける欄がありますが、写真付き本人確認書類を当日持参の場合は写真の貼付は不要です。
写真付きでない本人確認書類を持参する場合は、タテ4cm×ヨコ3cmの写真を入手し、裏面に氏名を記入して受験票にのり付けします。
持参すべき本人確認書類の例は以下の通りです。(いずれも試験当日に有効の物)
✅運転免許証
✅パスポート
✅マイナンバーカード
✅学生証
✅在留カード・特別永住者証明書
✅住民基本台帳カード
✅健康保険被保険者証
✅障害者手帳
✅小型船舶操縦免許証 等
②筆記用具 (HBの鉛筆又はシャーペン、消しゴム)
HBの鉛筆またはシャーペンが数本、消しゴムが1、2個あれば大丈夫でしょう。
筆箱(ペンケース)を机に置くことは禁止されるので、試験前に予備を含め必要な個数だけ出しておきましょう。
③マスク
コロナ禍が始まって以来、マスクの着用は必須です。
会場に入る際に体温とマスク着用のチェックがされると思いますが、言うまでもなくマスクを着用していないと受験できません。

受験票の持ち物一覧には書いてないので要注意!
あった方がよいもの
ここから先は、なくても受験はできるけれども、あった方が良いものです。
④計算機 (電卓)
⑤腕時計
⑥飲み物、昼食
⑦使い慣れた教科書
④計算機 (電卓)
計算機(電卓)は絶対にあった方がいいです。というかほぼ必須です。
FP3級で電卓が必要な問題は数えるほどしかありませんし、手計算で解くことも可能です。
でも計算ミスによる不正解なんて極力したくないですよね。
さらに言うと、受験の前から練習問題を解く際に使っていて、使い慣れているものならばなおよしです。
ただし、関数機能があるもの、音が出るものなど、使用できない物もあるので要注意です。
詳細は日本FP協会の公式ホームページ等でご確認くださいね。
⑤腕時計
試験会場に時計があるとは限らないので、腕時計はあった方がよいでしょう。
ただし、時計機能だけのもの、音を発しない(アラーム機能等がないもの)に限定されます。
また、スマートウォッチや、スマホを時計代わりに使用することもできません。
⑥飲み物、昼食
FP3級の試験は午前、午後にまたがる長丁場なので飲み物と昼食はあった方が良いです。
それも、試験会場の近くのコンビニ等で買ったり、飲食店を利用するよりも、持参していった方がより安心。
会場の近くにお店がない場合や、他の受験生が押し寄せて調達できない可能性があるためですね。
私の場合は、家からお弁当と水筒に入れた飲み物を持っていきました。
試験中はペットボトル飲料のみ机に出してOK
⑦使い慣れた教科書
これはお好みですが、普段勉強に使っていた教科書・参考書があると安心でしょう。
試験会場へ行く途中、会場に着いてから試験までの時間などで復習できますからね。
私の場合は苦手な部分に付箋を貼って、ポイントを絞った復習をしていました。
あとは半分おまじないというか、安心を得られる効果もありますね。
これまで勉強してきたお供(先生?)である教科書が近くにあるだけで、ちょっぴり落ち着けます。

教科書を持っているだけでちょっぴり安心するね。
FP3級の試験当日のスケジュールと過ごし方

試験当日のスケジュールの概要は以下の通りです。
これは受験票にも書いてある通りの内容ですね。
●学科試験 (集合時間 9:40)
試験時間: 10:00~12:00 (120分)
●実技試験 (集合時間 13:10)
試験時間: 13:30~14:30 (60分)
ここから先は、実際の私の試験当日の行動を紹介したいと思います。
当日の様子をより具体的にイメージできるようになると思いますよ。
試験会場到着~学科試験終了まで
- 9:10試験会場に到着
余裕をもって会場に到着するも入室できず。しばし復習。
- 9:30試験会場に入場
会場が開かれ自分の席に着く。持ち物を準備&復習。
- 9:40集合時間、注意説明開始
注意事項等の説明を受ける。試験まで約10分ヒマ…
- 10:00学科試験開始
開始後約10分で本人確認。免許証と顔を見比べられる。
- 11:00途中退出可能に
約半数の受験者がぞろぞろと退出。私は最後のチェック。
- 11:05自分も途中退出
2週ほど自分の回答を見直し、ようやく回答提出&退出。
- 12:00学科試験終了
(その頃私はお昼ご飯中…)
✅細切れ時間で復習できるよう、事前にポイントを絞っておく。
✅試験中、余った時間で以下を行う。
①解答用紙の名前の書き忘れが無いか確認
②マークシートの記入ミス(ズレ、漏れ、重複)が無いか確認
③問題の解き直し(見直し)
④問題用紙に回答をメモする(自己採点用)
お昼休憩
- 11:05途中退出~落ち着ける場所を探す
座ってご飯を食べ、復習できる場所に向かう…
- 11:25昼食と復習
会場から15分ほど歩き公園到着。お昼ご飯を食べて最後の復習。
- 12:30お昼の休憩&復習終わり
午後の実技試験に向けて、再度会場に向かう。
✅学科試験は途中で退出し、お昼休みを過ごせる場所を確保
✅事前に地図などで下見をして目星をつけておけるとGood!
✅お昼はお腹いっぱい食べない(眠くならないように)
再度試験会場到着~実技試験終了まで
- 12:45試験会場に再び到着
入室は13:00からとのこと。また部屋の外で待機。復習。
- 13:00試験会場に入場
廊下で待たされていた受験者一同、ぞろぞろ入室。
- 13:10集合時間、注意説明開始
注意事項等の説明。やっぱり試験まで約10分ヒマ…
- 13:30実技試験開始
やたら早くページをめくる人の音がしてちょい焦る。。
- 14:30実技試験終了
こちらは途中退出なし。お疲れさまでした!
✅午後も試験30分前にならないと会場入りできず…
✅実技試験は途中退出できない
受験する上での注意事項

せっかく勉強して試験を受けるんだから、万全の状態でのぞみたいですよね。
そのためのポイントというか、注意事項を5つお伝えしておきます。
①前日はしっかり睡眠
②時間に余裕を持った行動
③体温調整しやすい服装
④昼食、飲み物を持参
⑤試験会場の周囲を事前に確認
①前日はしっかり睡眠
試験本番で実力を出し切るためには、前日しっかり睡眠をとるようにしましょう。
前日に睡眠時間を削って勉強するよりも、十分な睡眠を取る方が優先です。
眠い目を擦りながらテストを受け、回らない頭で考え続けるなんて嫌ですよね。
前日は最低でも6時間。できれば7~8時間寝るようにしましょう。
②時間に余裕を持った行動
これも当たり前ですが、当日は時間に余裕を持った行動を心掛けましょう。
事前に交通手段とルート、乗る電車やバスの時間、会場の場所を確認しておきましょう。
その上で、多少の不測の事態が起きても大丈夫なだけ、時間に余裕をもって動くとよいです。
FP試験は学科・実技ともに開始後30分までの遅刻であれば受験はさせてもらえます。
でも、そんな焦った精神状態で本来の実力を発揮するのは難しいですよね。
たとえ早く行動し過ぎて時間が余ったとしても、余裕をもって行動しましょう。

スキマ時間で復習できるような準備も大事だね。
③体温調整しやすい服装
当日は体温調整しやすい服装でのぞむのも重要です。
試験の会場で空調が効いているとも限らないし、その空調の設定が自分に合っているとも限りません。
私が受験した5月ならまだ過ごしやすい気候ですが、1月や9月の受験だと寒かったり暑かったりしますよね。
会場の室温に合わせて、その場で脱いだり着たりできるような服装、準備をしていきましょう。
④昼食、飲み物を持参
これはFP試験「ならでは」かも知れませんが、食べ物(昼食)と飲み物を持参するのがオススメです。
FP試験は午前と午後にまたがる、長丁場の試験です。
ですので、ほとんどの人は途中で昼食を食べるでしょう。
ですが、会場の周りにコンビニや飲食店があるとは限りません。
あっても多くの受験生をまかなうだけの商品や席があるかは微妙なところです。
なので、自宅から食べ物と飲み物を持参するか、自宅付近で買ってから会場に向かうのが無難です。
ちなみに、私の場合は血糖値の急上昇&急降下で午後に眠くならないように以下を準備しました。
✅ゆで卵 2個
✅スライスしたリンゴ
✅ミックスナッツ
✅プロテイン(飲み物兼エネルギー源)
準備してたら妻に「どこの意識高い系だよ!」と笑われましたが(笑)

糖質控えめ、タンパク質・脂質多めの食事だね
⑤試験会場の周囲を事前に確認
最高のお昼休みを過ごすにあたり、試験会場周辺の事前確認は重要なミッションになります。
特に昼食を調達する場所、そして昼食を食べる場所を事前に目星を付けておきましょう。
試験会場周辺の地図をチェックしたり、早めに会場付近に行って、これらの有無や場所を確認しておくと安心ですね。
✅コンビニ
✅飲食店(カフェ、ファミレス等)
✅公園、ベンチ (←雨に注意!)
午前の学科試験を早めに切り上げないと、良いお店は埋まっちゃうかもしれないので要注意です!

私は会場から少し離れた小さな公園のベンチでゆったり過ごしたよ♪
まとめ

さいごにこれまでの内容を軽くまとめておきます。
✅試験当日の持ち物
①受験票と本人確認書類、②筆記用具、③マスク
④計算機、⑤腕時計、⑥飲み物と昼食、⑦教科書
✅試験当日のスケジュール
学科試験:10:00~12:00 (120分)
実技試験:13:30~14:30 (60分)
✅受験する上でのポイント
①前日はしっかり睡眠
②時間に余裕を持った行動
③体温調整しやすい服装
④昼食、飲み物を持参
⑤試験会場の周囲を事前に確認
これでだいぶ試験当日のイメージが固まってきたでしょうか。
私の体験談により少しでもあなたの不安が小さくなったら幸いです。
勉強してきたすべてを本番で出し尽くせますように♪
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