英語で会話をしていて、相手の言っていることが分からない時ってありますよね。
そんなときにあなたならどう聞き返しますか?
日常会話であれば「Sorry?」や「Excuse me?」とか、シンプルに聞けますよね。
しかしビジネスの場面ではこれでは相手に対して失礼な場合があります。
相手が上司だったり、外部のクライアント(顧客)であった場合にこれを使うと、少々カジュアル過ぎる印象を与えかねません。
そんな時に使える万能の聞き返しフレーズを厳選して3つだけご紹介します。
英語での丁寧な聞き返しフレーズ3選
はっきり言って、この3つだけ覚えておけばどんなシーンにでも対応できます。
カジュアルなシーンで多少丁寧すぎる言葉を使ったって、大きな問題にはなりませんよね。
一方でフォーマルなシーンでカジュアル過ぎる(くだけた)言葉を使えば、相手に不快感を与えてしまうかも知れません。
“Could you repeat that?”
日本語にするならば、「もう一度言って頂けますか?」ですね。
単語の数が少なく発音もしやすいので、最も使い勝手がよいです。
“Could you~?”(~して頂けますか?)という丁寧な表現で相手に聞き返しているものなので、ビジネスシーンで問題なく使えます。
更に丁寧にお願いする場合には“Please”も付け加えることができます。(【応用➀】)
そして、既に何度も聞き返している相手に「申し訳ない」というニュアンスも追加したい場合には、文頭に“Sorry,”を付けても良いですね。(【応用②】)
【基本形】”Could you repeat that?”
【応用➀】”Could you repeat that, please?” (より丁寧)
”Could you please repeat that?” (より丁寧)
【応用②】”Sorry, could you repeat that, please?” (申し訳なさも追加)

オンライン英会話で連発!もはや羞恥心など感じぬ!(笑)
“Could you say that again?”
こちらも日本語にすれば 「もう一度言って頂けますか?」ですね。
1つめで使っている”Repeat”(繰り返す)と、ここで使っている”Say that again”(それをもう一度言う)はほぼ同じ意味です。
そして同じく丁寧なお願いの表現である”Could you~?”を使っているので、全体としても1つ目とほぼ同じです。
また、1つ目と同じく、より丁寧に伝えるバリエーションがあります。
【基本形】”Could you say that again?”
【応用➀】”Could you say that again, please?” (より丁寧)
”Could you please say that again?” (より丁寧)
【応用②】”Sorry, could you say that again, please?” (申し訳なさも追加)

1つ目もだけど、”could”の代わりに”would”を使っても大丈夫。でも前者の方がより丁寧かな。
“Would you mind saying that again?”
これも日本語に意訳すれば 「もう一度言って頂けますか?」ですね。
全部同じじゃん!!というツッコミが聞こえてきそうです(笑)
直訳すれば「もう一度言って頂いても構わない(気にしない)でしょうか?」といったところでしょうかね。
“mind”というのは「気にする」とか、「構う」、「思う」といった意味です。
そのお願いをしても(あなたは)不快に思わないでしょうか?というニュアンスを出せます。
が、伝わる意味としては「もう一度言って頂けますか?」ですね。
こちらは上のような直訳の意味を含むので、”please”を加えるのはおかしいですよね。
「あなた」が「気にするかどうか」を聞いているのに「お願いします」というのも意味が通じません。
しかし、”Sorry”を付け加えることで「申し訳なさ」を追加するのはアリだと思います。
【基本形】”Would you mind saying that again?”
【応用➀】”Sorry, Would you mind saying that again?” (申し訳なさを追加)

3つ目のフレーズの”would”は“could”と交換したら変だね。
聞き返しフレーズの使い分け
さて、ここまで3つの聞き返しフレーズに触れましたが、「じゃぁどう使い分ければいいのよ?」という声が聞こえてきそうです。
が、はっきり言ってどれでも良いです。お好みです。
私の場合は最も短くて発音のしやすい1つ目をよく使います。
しかし、何回か聞き返す場合に毎回同じ聞き方をするのもカッコ悪いので、そんな時には2つ目を使います。
そして、ごくたま~に気分で3つ目を使うくらいですかね(笑)

何度も声に出してみて馴染むヤツを使えばいいよ♪
【番外編】”I beg your pardon?”について
相手に丁寧に聞き返すフレーズとして教科書とかで習ったことがある方も多いのではないでしょうか。
これもシーンや相手によってアリだとは思いますが、万能ではありません。
なぜなら、相手によっては丁寧すぎる、あるいは慇懃(いんぎん)無礼な印象を持たれてしまう表現だからです。

イメージとしては貴族同士がお話(うわべトーク)している感じ(笑)
相手の国籍やシーンによらずに丁寧なコミュニケーションを心掛けるならば、使わないのが無難ですね。
さいごに
おさらいとして今回あつかった3つの聞き返しフレーズをまとめておきます。
➀”Could you repeat that?”
②”Could you say that again?”
③”Would you mind saying that again?”
英語には丁寧語や尊敬語は存在しないと思う人がいますが、それは違います。
シーンに応じた表現をしないと相手を不快にさせたり、相手に悪い印象を与えたりします。
かと言って、分からない事を分からないままにするのは言語道断。
相手との良好な関係を保ちつつ、正確なコミュニケーションを心掛けましょう。
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