新しく資格を取りたい、勉強を始めたい、副業を始めたい、と思っているけれども、時間が確保できないという方は多いのではないでしょうか。
そんな方に、いかにして時間を確保するか、その時間をどのように活かすかのヒントをお伝えしたいと思います。
特に、お仕事や家事がある方、学校がある方は、いかにして時間を確保するかが重要になってきます。
この記事ではそんな方に向けて、私がフルタイムで本業をしながらも、TOEICで945点を取得したときの時間確保術をお伝えしたいと思います。
ちなみにその頃、本業は普通に毎日8~10時間は働き、土日は家事育児があるため子供が寝ている時間くらいしか自分の時間を持てない、といった状況でした。
そんな中でも毎日平均3時間以上の時間を捻出し、1年ほど継続して勉強できました。
そのコツを、①活用できる時間、②活用できるツールやサービス、という2つの切り口でご紹介したいと思います。
✅やりたいことがあるけど、その時間が確保できない
✅時間は確保できそうだけれど、活用の仕方がわからない
活用できる時間

まずは何と言っても、どうやって時間を確保するかという点ですね。
先ほど述べたように、細切れではあるけれども以下の時間を全て勉強や副業などにあてることで、毎日3~4時間程度の時間を捻出することは不可能ではありません。
・朝活と夜活 :1~2時間
・通勤・通学時間 :1時間30分
・運動、散歩 :30分~1時間
・昼食、昼休み :30分
・その他の細切れ時間:30分
1つずつ見ていきましょう。

「時間がない」といっても何も始まらない。時間は作り出すものだね!
朝活、夜活(終業後) (1~2時間)
朝は多くの人にとって、誰にも邪魔されない、貴重な時間になります。(いきなり「隙間」時間じゃなくてスミマセン💦)
しかも、寝て起きた後の脳は最高にフレッシュな状態なので、一日の中で最も生産性が高い状態です。
その時間帯に自分が本当にやりたいことをやらずして、いつやるの!?ってことですね。
そして朝イチは一日のスケジュールの一番初めなので、他の予定が急遽入ったり、予想より伸びたりして削られることもありません。
というワケで、朝の時間を勉強や副業に充てるのはもっとも有効な方法の1つというわけです。
一日の生産性を上げる朝の習慣について、別の記事で詳しく解説しているので、ご興味があればそちらもご覧ください。
▶あわせて読みたい:【おすすめ】今すぐ始めるべき最強の朝の習慣5選
一方で、こちらは仕事が終わった後に会社に残ったり、家に帰って一息ついてから時間を確保する、というものです。
私は、家に帰ってしまうと子供のお世話をしたり、気が抜けてしまったりするので、会社に30分、1時間程度残って英語の勉強をしていました。
夜活のメリットは、記憶が定着しやすいという点ですね。
ご存じの方も多いと思いますが、記憶は夜寝ている間に定着すると言われています。
つまり、夜インプットした内容は、忘れる間もなく睡眠によって定着するので、効率よく学習ができるというカラクリです。
ちなみに、集中力がなかなか続かないんだよなーという方にオススメの記事もありますので、そちらも是非!!
▶あわせて読みたい:【仕事術・勉強法】集中力が続かない人のための具体的な対策7選

家庭で過ごす時間を削り過ぎないように気を付けようね!
通勤・通学時間 (1時間30分)

リモートワークが多くなってきた今でもなお、会社や学校に通っている方は多くいると思います。
日本人の通勤時間の平均値は片道で約45分、往復で1時間半と言われています。
そんな通勤・通学の時間に、ダラダラスマホを見ているなんて、勿体なさ過ぎです!
この時間を活用しない手はありません!!
電車やバスなどで5分以上止まっていられる時間と、徒歩や数分の短い待ち時間など、状況に応じた勉強・作業手段を準備しておくとよいですね。
特に耳からのインプットは、ほぼどんなシーンでもできるので万能です!
私もちょうど平均と同じ片道45分間、往復1時間半の通勤時間があったため、そのほとんどを勉強時間に充てていました。
英語の勉強においては、こんな感じで、移動手段に合わせた勉強をしていました。
徒歩、待ち時間:文法や例文の本、ポッドキャストを聴きながらシャドーイング
(特にオススメが、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」のシリーズ)
電車・バス:文法の勉強、問題集(TOEICで言えば、リーディングパート)
後でも述べますが、お気に入りの教育系・学習系のYoutubeチャンネルを登録しておいて、耳から学習するのもオススメです!

電車では多くの人がスマホを見ているけど、勉強しているのは何割くらいかな…ククク…差をつけるチャンス…!
運動、散歩・ジョギング(計30分~1時間)

最近はジムに行ったり、近所を散歩・ジョギングする方も増えてきていると思います。
この運動の時間も活用しない手はありません!!
ウェイトトレーニングなど、集中しないとケガをする恐れがある運動中は止めた方が良いと思いますが、散歩、ランニングなどは是非とも活用すべきですね。
私は健康や集中力・生産性アップのために毎日、朝昼晩と20~30分ずつ散歩をしていますが、この時間は貴重なインプット時間になっています。
睡眠の質が上がり、生活習慣病も防げ、生産性もアップする上に、さらに知識もインプットできるなんて最高ですよね✨
ここでもオススメは、耳からのインプットですね。
語学学習であれば、例文やニュースを聴きながらシャドーイングをする、瞬間英作文(日本語の例文が流れたらすぐにその英訳を口ずさむ)をするなどがオススメです。

交通量が多いところは十分注意してね!あとイヤホンしながら自転車を運転するのは危ないからオススメしないよ!!
昼食、昼休み(計30分)

会社や学校に行っている時にはほぼ必ず昼食&昼休みの時間帯がありますよね。
この昼休みの時間も勉強などに充てられる重要な時間です。
「ご飯中にそんなこと…行儀が悪い!!」というお叱りを受けそうですが、ここではそういったマナーやルール的なお話は一旦横に置いておきましょう。
まぁさすがに社員食堂などでご飯を食べる間はおとなしく食べるのが良いかもしれませんが、早々に平らげれば、残った時間は全て勉強や作業に充てることができますね。
通常昼休みは45分~1時間くらいだと思うので、15分でお昼を食べれば、30分~45分ほどは勉強に充てられます。
場所さえ確保できれば、ある程度まとまった時間がとれるので、それなりのことができます。
勉強であれば、パソコンを使った学習や、実際に問題集を広げて問題を解くなど、通勤中や運動中にはできないような色々なことができますよね。
ただし、副業は要注意ですね!
そもそも副業を認めていない会社内で副業をやるとか、そんな危ない橋は渡っちゃダメです(笑)
効率が上がる休憩の取り方についてはこちらで解説しているのでどうぞ。
着替え、トイレ、歯磨き、入浴、食事準備(&食事)(計30分~)

あとは日常のありとあらゆる、特に考えなくてもできる行動全てが対象です!
特に朝は色々な行動を習慣化(ルーティン化)していれば、ほぼ自動で体が動きます。
その時間に耳からインプットすれば、全てが学習時間になりますね!
以下のような行動を習慣化すれば、①の起床と同時にスマホアプリを起動するなどして耳からの学習を開始すれば、30分くらいは全自動でインプットができてしまいます。
①起床
②電気を点けてカーテンを開ける
③歯磨きをして水を飲む
④着替える
⑤窓際でラジオ体操
⑥散歩
⑦朝食(私は大体食べませんが)
その他、トイレや入浴(脱衣、着衣含む)、食事の時間なども全て耳からのインプットを同時にできるのでオススメです!
入浴中も、スマホを防水ケースに入れれば使えるし、お風呂の外から音声を流すこともできます。
さらには、防水のタブレットや電子書籍リーダーを持ち込んで読書をすることもできますね🔎
私が持っている電子書籍リーダーのKindle Paper Whiteも生活防水機能を備えているので、有効活用できています。
さらに、ツールなど何もなくても、頭の中で思考することはできます!
例えばこのようにブログの記事を書くと言った場合に、最初は何を、どんな人に向けて、どういう構成で記事を書こうかと考えるわけですが、それは湯船に入っているときに十分できます。
お風呂から上がった後にそれをざっと書き留めれば、もう記事は半分できたようなものですね。
このように、ありとあらゆる時間をかき集めれば、30分や1時間という、ある程度まとまった時間を学習などのインプットに充てることができます✨

もう「時間がなくて出来ない」なんて言い訳はできないね(笑)
活用できるツール、サービス
ここで最後に少しだけ、隙間時間の活用に有効なツールやサービスをご紹介したいと思います。
スマホ
さすがに挙げるまでもないかなと思いましたが一応。
もはや持っていない人を探す方が大変ですが、スキマ時間の活用にはスマホは絶対必要ですね!
アプリで学習するもよし、音声を聞くもよし、ちょっと調べ事をするもよし。
ワイヤレスヘッドホン

もちろん普通の有線のイヤホン、ヘッドホンでも良いのですが、ワイヤレスならなお良しです。
有線だとちょっとした作業をするときにケーブルに引っかかって危なかったり、ランニングするときにビチビチ体にあたったりして、地味に煩わしいんですよね。
私が使っているのは上の画像のワイヤレスイヤホン(実物)です。
これ、楽天市場で2,000円もしなかったものですが、十分快適に使えていますよ。
音質にこだわったり、ノイズキャンセルなど機能にこだわればもっと高くて高品質のものがありますが、私はこれで十分です♬
最近はこれを使ってYoutubeで本の要約チャンネルを聴きながら、散歩やランニングするのが習慣になっています✨✨
オーディブル (Audible)
こちらも耳からインプットする系のサービスですね。
オーディブル(Audible)とはAmazonが提供する、本を朗読してくれるサービスです。
スマホ、パソコン、タブレット、さらにはApple Watchなどにも対応しており、データをダウンロードしても使えるし、ストリーミング再生もできるサービスです。
2022年1月現在、月々1,500円で利用できます。
これさえあれば、移動時間中も、手を離せない隙間時間でも、好きな時に好きな本を耳からインプットできますね。
ちなみに!!
実はスマホ (Android)とKindleの電子書籍があれば無料で「聴く読書」ができる方法があります。
コチラの記事で図解付きで詳しく説明しているので興味があれば是非どうぞ。
まとめ
ここまで読んで下さったあなたなら、いかに沢山の使える時間が潜んでいたか、という事が分かって頂けたと思います。
・朝活と夜活 :1~2時間
・通勤・通学時間 :1時間30分
・運動、散歩 :30分~1時間
・昼食、昼休み :30分
・その他の細切れ時間:30分~
このような時間を積極的に活用して、毎日3~4時間を確保しちゃいましょう。
今日からは「時間がないからできない」ではなく、「いかにして時間を捻出するか」という風にマインドを変えて、じゃんじゃん自分にとって重要なことをやっていきましょう♬
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