【無料で聴く読書】Androidの機能でkindle本をタダで聴く方法 [超図解]

節約/家計改善

最近は書籍の内容をプロの声優やナレーターが朗読してくれる、オーディオブックといったサービス(アプリ)が多く存在しますよね。

いわゆる「聴く読書」ができるシロモノで、KindleのAudibleが有名どころ。

オーディオブックは作業や運動などしながら読書ができる優れたサービスです。

活字では頭に入ってこないという方や、目の疲れを防ぎたいという方にもうってつけですね。

ただ1つだけ欠点があるとすれば、、、ちょっと高いんです!!

Audibleだと月額1,500円。安いサービスでも月額700円程度かかります。

「月額1,000円や2,000円なって大したことない!」という方は今すぐこの記事を閉じて頂いて大丈夫です。

が、もっと安く「聴く読書」を楽しみたい!なんならタダで楽しみたいという方には朗報です!!

この記事では無料でAndroidのスマホでKindleの電子書籍で「聴く読書」する方法を解説します。

こんな方におすすめ

無料で「聴く読書」する方法が知りたい!
オーディオブックが高すぎて使えない!!

べっち
べっち

キャプチャ画像タップリ (22枚!)で解説いたします♪

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無料で聴く読書をするために必要なモノ

はじめに無料で「聴く読書」するために必要なモノを確認しておきましょう。

必要なモノ

✅Androidスマホ (iPhoneでも可能だが本記事では割愛)
✅Kindle電子書籍(データ)
✅Kindle電子書籍リーダー (アプリ)※

✅TalkBack (Androidのユーザー補助ツール)※
※Google Play (Playストア)からダウンロード可能

スマホアプリで電子書籍を表示し、それを機械音声が読み上げるのでスマホは必要です。

そして、無料で「聴く読書」が楽しめると言っても、さすがに電子書籍 (データ)自体は必要になってしまいます。

Kindle Paperwhiteなどの電子書籍リーダー (端末)や、タブレット上でKindleの電子書籍を読んでいる方は既に何かしらの電子書籍のデータをお持ちだと思います。

次に必要なのがスマホアプリとしてのKindle電子書籍リーダー(通称Kindleアプリ)です。

Google Play (Playストア)から無料でダウンロードできます。(後述)

最後に、画面に表示された電子書籍の内容を読み上げるための「TalkBack (トークバック)」というAndroidの機能が必要です。

Androidのバージョンによっては最初からインストールされていない場合があります。

が、無い場合でもこちらもGoogle Playから無料でダウンロードできるので安心してください。

べっち
べっち

ゴメンね。100%無料!というワケでは無いんだ💦

Androidの「TalkBack」とは

「さっきから『TalkBack』という単語がよく登場するけれど、これって何よ!!」という感じですよね。

これは主に目の不自由な方や、視力の弱い方向けのユーザー補助ツールです。

早い話が、画面を見ずにスマホを操作できるようにするツールといったところですね。

スマホの状態に応じて機械音声で各種の操作をガイドしてくれたり、文字情報を読み上げてくれたりします。

この「TalkBack」、実は電子書籍リーダー (アプリ)に表示された文字も読み上げてくれるのです。

しかもKindle電子書籍リーダーの場合は自動でページを送りながら読み上げてくれる (通し読み)というスグレモノです!(楽天Koboの場合は自動でページを送ってくれないそうな…)

なので、Kindleの電子書籍リーダー (無料アプリ) × TalkBack (無料ツール)で「聴く読書」が楽しめるようになる、というカラクリです。

た・だ・し!

このTalkBack、操作に少々クセがあるので慣れるまで少しだけ時間がかかります。

ここで、TalkBack起動中の基本的な操作を見ておきましょう。

TalkBackの基本的な操作

選択     :タップ
決定     :ダブルタップ
スクロール  :2本指でスワイプ

TalkBackオフ:音量キーを同時に長押し

最低限、これだけ覚えておけば大丈夫。

後ほど、これらの操作が必要な手順の部分で説明しますので、今はさらっとでOKです。

べっち
べっち

Androidにこんな機能があるなんて知らなかった!

Androidでkindleの電子書籍を聴く方法

ではさっそく、スマホ (Android)でKindle本を読むための方法の全体像を見ておきましょう。

手順1~3は一度設定すれば済むので、その後は手順4~のみを行えばOKです。

AndroidでKindleの電子書籍を聴く方法
  • 手順1
    Kindleアプリをインストールする
  • 手順2
    ショートカットキーを設定する
  • 手順3
    TalkBackの設定をする (任意)
  • 手順4
    Kindleアプリを立ち上げる
  • 手順5
    TalkBackをオンにする
  • 手順6
    聴きたい本を選択して本を開く
  • 手順7
    音声ガイドに従い読み上げを開始する

それでは各手順を詳しく見ていきましょう。

※筆者のスマホ のAndroidのバージョンは9です。バージョンによっては設定方法が異なる可能性があるのでご留意ください。

手順1: スマホにkindleアプリをインストールする

AndroidでKindleの電子書籍を聴く方法
  • 手順1
    Kindleアプリをインストールする
  • 手順2
    ショートカットキーを設定する

今回の方法は、スマホに表示したKindleの電子書籍を、「TalkBack」という機能で読み上げるというお話です。

なので、スマホにKindleアプリを入れてない方はインストールしましょう。

Google Play (Play ストア)の検索画面で「Kindle」と入力すればすぐに見つかります。

「Kindle電子書籍リーダー」という名前ですね。

手順2: ショートカットキーを設定する

AndroidでKindleの電子書籍を聴く方法
  • 手順1
    Kindleアプリをインストールする
  • 手順2
    ショートカットキーを設定する
  • 手順3
    TalkBackの設定をする

TalkBack機能は、Androidの「設定」>「ユーザー補助」>「TalkBack」からON/OFFの切り替えができます。

しかし、使うたびに設定画面を開くのはかなり面倒ですよね。

そこで、スマホの音量キーにTalkBackのショートカットを設定してしまいます。

こうすることで、簡単にTalkBackのON/OFFの切り替えができます。

注意!

「設定」>「ユーザー補助」と進んでも「TalkBack」が見つからない場合、そのスマホには「TalkBack」がインストールされていません。

その場合はGoogle Play (Playストア)で探してインストールしましょう。

そのためには、まずAndroidの設定画面(歯車マーク)を開いて、「ユーザー補助」をタップします。

「ユーザー補助」を選択

「音量キーのショートカット」の下の文字が「OFF」の場合は「音量キーのショートカット」をタップして開きます。

もし 「音量キーのショートカット」の下の文字が「TalkBack」になっていたら、手順3に進んで頂いて大丈夫です。

以下のような画面になるので、「サービスの使用」の右にあるスイッチをタップします。

ここのスイッチを押すと…

するとグレーの部分の色が変わって…下のようにオンになります。

ショートカットがオンになる!

このとき、「ショートカット サービス」の下の文字が「TalkBack」になっているかを確認します。

別の機能の名前になっている場合は「ショートカット サービス」 をタップします。

「ショートカットサービス」の下が「TalkBack」になっているか確認

開いたメニューから「TalkBack」を選択

「TalkBack」を選択

これで「音量キーのショートカット」に「TalkBack」が設定されたはずです。

手順3: TalkBackの設定をする (任意)

AndroidでKindleの電子書籍を聴く方法
  • 手順2
    ショートカットキーを設定する
  • 手順3
    TalkBackの設定をする (任意)
  • 手順4
    Kindleアプリを立ち上げる

これは必須ではないですが、TalkBackの設定画面で読み上げスピードをお好みに調整できます。

先ほどと同じく、設定(歯車マーク) > ユーザー補助 (人型マーク)とメニューを進み、「TalkBack」をタップします。

「ユーザー補助ツール」メニューで「TalkBack」を選択

そうするとTalkBackのメニュー画面が開きます。ここで「設定」をタップ

「TalkBack」のメニューで「設定」を選択

何やらとTalkBackの設定のメニューがずらっと出てきます。

が、わき目もふれず、「テキスト読み上げの設定」をポチっとタップ

「TalkBackの設定」で「テキスト読み上げの設定」を選択

…でもって、「音声の速度」のカーソルをずらして速度を調節して、下の「再生」ボタンで確認しましょう。

ついでにお好みで声の高さを調節してもOKです。

「テキスト読み上げ出力」で「音声の速度」を調整

これで下準備はOKです。

手順4: Kindleアプリを立ち上げる

AndroidでKindleの電子書籍を聴く方法
  • 手順3
    TalkBackの設定をする
  • 手順4
    Kindleアプリを立ち上げる
  • 手順5
    TalkBackをONにする

スマホのホーム画面からKindleアプリを立ち上げましょう。

少年が夜空の下で読書をしているようなアイコンですよ♪

「Kindle」アプリを立ち上げる

アプリを立ち上げると、すぐにホーム画面があらわれます。

そして、ここで本を開くのをグッとこらえて次の手順に進みましょう(笑)

Kindleアプリのホーム画面

手順5: TalkBackをONにする

AndroidでKindleの電子書籍を聴く方法
  • 手順4
    Kindleアプリを立ち上げる
  • 手順5
    TalkBackをONにする
  • 手順6
    聴きたい本を選択して本を開く

ここで満を持して「TalkBack」をオンにします。

やり方は、スマホの側面にある音量の上下キー (ボタン)を同時に長押し(3秒間ほど)します。

すると、「TalkBackオン。Kindle。Kindleを検索する。ダブルタップすると有効になります」などという機械音声が聞こえてきます。

これは、「TalkBackが有効になりました」「Kindleのアプリが起動しています」「”Kindleを検索する”という部分が選択されていますよ」という意味ですね。

下の画像のように、”Kindleを検索する”の部分に緑色の枠がついています。

これはTalkBackで現在選択されている場所をあらわしています。

「TalkBack」がオンになった状態

また、画面の下の方にはこのような表示もされます。

ユーザー補助機能のショートカットによりTalkBackはONになっています

ここで再び、TalkBack起動中の基本的な操作をおさえておきましょう。

繰返しですが、普段とはスマホの操作方法が変わるので慣れが必要です。

TalkBackの基本的な操作

選択     :タップ
決定     :ダブルタップ
スクロール  :2本指でスワイプ

TalkBackオフ:音量キーを同時に長押し

手順6: 聴きたい本を選択して本を開く

AndroidでKindleの電子書籍を聴く方法
  • 手順5
    TalkBackをONにする
  • 手順6
    聴きたい本を選択して本を開く
  • 手順7
    音声ガイドに従って読み上げを開始する

現在、Kindleアプリのホーム画面が表示された状態でTalkBackがオンになっていると思います。

この画面で読みたい本のアイコンが表示されていれば、そのアイコンをタップして選択します (選択されると緑枠が表示される)。

そしてさらにそのアイコンをダブルタップして本を開きます

スクロールして読みたい本を探す場合は、2本指で横にスワイプしましょう。

TalkBackがオンの状態で読みたい本が選択されている状態

ホーム画面に読みたい本が表示されていない場合は、Kindleアプリのメニュー(下の方)から「ライブラリ」タップして選択します。

そしてさらに「ライブラリ」をダブルタップして開きます

そこで読みたい本を探しタップして選択し、さらにダブルタップして本を開きましょう。

手順7: 音声ガイドに従って読み上げを開始する

AndroidでKindleの電子書籍を聴く方法
  • 手順6
    聴きたい本を選択して本を開く
  • 手順7
    音声ガイドに従って読み上げを開始する

本を開くと以下のような音声が流れます。

「本を開きました。Kindle。通し読み※を開始するには右にスワイプし、ダブルタップします(略)」

※通し読みとは、ページの最後まで読み上げたら自動でページがめくられて次のページの読上げが再開されるモードです。

ここはひとつ、TalkBack様の指示に従いましょう。

通し読みを開始するために、画面の適当な場所を右にスワイプしてダブルタップします。

スワイプせずにタップまたはダブルタップしても読み上げが開始されますが、これだと1ページごとに読み上げがストップしてしまう場合があります。

1ページごとに2本指でスワイプしてページをめくるのもアリですが、それがわずらわしい場合はおとなしく指示に従いましょう。

もし1ページごとに読み上げるモードになってしまった場合は、一度、音量ボタン上下同時長押しでTalkBackをオフにしましょう。

そして手順5からやり直せば復活するハズです。

「聴く読書」を終わりにしたい場合は、音量上下キー (ボタン)同時長押しでTalkBackをオフにしてから、Kindleアプリ閉じればOKです。

繰り返しますが、TalkBack起動中の操作はかなり癖があって難しいです。

困ったらTalkbackをすぐにオフ。何か別の操作をしたい場合もTalkbackをオフ

これを心掛けましょう。

べっち
べっち

困ったらTalkBackをオフにしよう!

快適に「聴く読書」するためのコツ3選

上で紹介した方法で「聴く読書」を続けていると、不意に読み上げがストップすることがあったりするんですよね。

こういったことを防ぐ仕込みというかコツを3つご紹介しておきますね。

画面オフの設定時間をのばす

「聴く読書」の途中でスマホの画面がオフになってしまうと、読み上げが停止してしまいます。

そして画面を再度オンにしても読み上げは再開してくれず…なんてなるとちょっと面倒です。

なので、「聴く読書」をするときには画面オフ (スリープ)になるまでの時間を30分など長めに設定しておくのがオススメです。

やり方は、設定 (歯車アイコン)>ディスプレイ>詳細設定>スリープと進んで時間を設定するだけです。

まずはホーム画面やメニューから「設定」(歯車アイコン)をタップして「ディスプレイ」を選択

「設定」から「ディスプレイ」を選択し…

次に、「詳細設定」のメニューが畳まれていたら、そこをタップして開きます。

「詳細設定」をタップして開き…

そして色々あるメニューから「スリープ」をタップして選択します。

「スリープ」を選択して…

すると、時間を選択する画面になるので、長めの時間 (10分、30分)を選択します。

お好みの時間(長め)を設定する

はい、これですぐに画面が消えて読み上げが停止する心配が無くなりました。

べっち
べっち

後で設定を戻さないと電池が減り放題!!

画面の自動回転をオフにする

スマホを手に持って読み上げを開始したのでポケットに入れて…とした瞬間に「横向き」とかいう音声が流れて読み上げが停止してしまうことがあります。

これはスマホの向きが変わり、画面が自動回転(タテ⇔ヨコ)してしまったことが原因です。

それが嫌なら画面の自動回転をオフにしましょう。

設定は2通りあります。

画面の自動回転をオフにする方法

①ホーム画面から設定する
②「設定」メニューから設定する

1つ目は、ホーム画面に直接あらわれる画面で設定する方法です。

ホーム画面の上端から下に向かってスワイプすると、各種機能のオン/オフを設定する画面が登場します。

この中にある「自動回転」をタップするだけです。(下のように色がついているのはオンの状態)

ホーム画面からメニューを表示させ「自動回転」をタップ

2つ目は「設定」メニューから設定するやり方です。

やり方は、設定 (歯車アイコン)>ディスプレイ>詳細設定>画面の自動回転と進んで、スイッチをタップしてオフにするだけです。

一応1つずつ見ていきましょう。

まずはおなじみの「設定」(歯車アイコン)から「ディスプレイ」を選択して…

「設定」から「ディスプレイ」を選択

「詳細設定」をタップして開きます。

「詳細設定」をタップして開く

するとずらっとメニューが登場するので、その中の「画面の自動回転」の右にあるスイッチをタップしてオフにします。

「画面の自動回転」の横のスイッチをタップ

これだけです。

べっち
べっち

1つ目の方がカンタンなので2つ目は覚えなくても大丈夫!

文字サイズを小さくする

TalkBackの通し読みモードでkindle本を読み上げている際、ページは自動的にめくられます。

しかし、ページの変わり目で「ピ」と音がして一瞬だけ読み上げの間があきます。

大した間ではないのですが、ちょっぴり気になるんですよね。

そんな時はKindleアプリでの文字の表示サイズを小さくして、1ページに含まれる文字を増やしましょう。

そうすれば必然的にページをめくる頻度が下がり、「ピ」と「間」が減ります。

やり方はかんたん。

TalkBackを起動していない状態で適当なkindle本を開き、画面の表示を縮小するアクション※で文字サイズを小さくするだけです。

※2本指で画面に触れ、そのまま指幅を狭める動きです。「ピンチイン」というらしいですね。

TalkBack起動中でもできるかも知れないですが、操作が煩雑になりそうなのでTalkBackオフ時に設定するのがオススメです。

文字サイズの設定は、一度本を閉じても保存されますから。

べっち
べっち

ちょっとしたことでも読書環境は最適化したい♪

さいごに

かなり手順が長くて大変だったと思いますが、うまくいきましたでしょうか。

今回の「聴く読書」の方法はどうしても本家本元のAudibleやaudiobook.jpなどにはかないません。

設定や操作が面倒だったり、読み上げてくれるのも機械音声だからです。

しかし、お金をかけずに「聴く読書」が楽しめるというのはかなりの魅力ではないでしょうか。

普段、本を買うお金はケチらないけれども固定費はガッツリ節約したいという方にはピッタリの方法だと思います。

今回の方法を使って、さらに快適な読書ライフを満喫しちゃいましょう♪

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