「整理整頓は大事」とか、「モノを出したら片付けましょう!」とか、家庭でも職場でもよく言われますよね。
でも、それらの意味や効果(メリット)をちゃんと理解しているでしょうか?
多くの場合、整理整頓をするとどんな良い事があるのか、片付けしないとどんな良くない事に繋がるのかを教えてもらえません。
効果が分からないのにただ「やれ」とだけ言われてもやる気は出ないし、長く続かないですよね。
この記事では整理整頓や片付けをしないとどうなるのか、やるとどんな良い事があるのかを解説し、あなたの整理整頓のモチベーションを上げたいと思います!
✅整理整頓や片づけをする意味を知りたい
✅整理整頓や片付けのモチベーションを上げたい
✅「整理整頓」のそもそもの意味を知りたい

どんな行動でもその意味や目的を知った上で実行したいよね
「整理」と「整頓」の本当の意味、その違い

まず最初に、「整理」と「整頓」の教科書(辞書)的な意味からおさらいしておきましょう。
まずは「整理」の意味です。
せい‐り【整理】 [名](スル)
1. 乱れた状態にあるものを整えて、きちんとすること。「資料を整理する」「気持ちの整理がつく」「交通整理」
weblio辞書 検索結果より
2. 無駄なもの、不要なものを処分すること。また、あとあと煩わしい問題が起こらないように処理すること。「人員を整理する」「身辺を整理する」
2番目の説明の方が分かりやすいですね。「無駄なもの、不要なものを処分すること」とあります。
「もの」というのは形があるものだけでなく、形がないものにも当てはまりますね。
無駄な行動、余計な仕事、必要のない人間関係…
無駄な行動については別の記事で解説をしているので、ご興味があればそちらもどうぞ。
次は「整頓」の意味を見てみましょう。
せい‐とん【整頓】 [名](スル)
きちんとかたづけること。また、きちんとかたづくこと。整うこと。「部屋を整頓する」
weblio辞書 検索結果より
ふーん、まぁそうだよな。
辞書で見ると「整理」と「整頓」で一部意味が重複していますが、こう考えると分かりやすいです。
整理:不要な物を捨て、必要な物だけを残す
整頓:整理して残った物を使いやすい状態にする

これまで無意識に「整理整頓」と言っていたけど、それぞれに別々の意味があったんだね。
整理整頓が出来ていないとどうなるか?

次に、整理整頓が出来ていないと何が起きるかを認識しておきましょう。
逆に言えば、「整理整頓」をしっかりすればこれらの良くない事態を防げるというワケです。
集中力が低下し、生産性が落ちる

まず、整理整頓されていないと探し物に時間がかかります。
この探し物の時間ほど無駄な時間はありません。何も生み出さないためです。
ビジネスパーソンは平均すると一日に約30分もの時間を探し物に費やしていると言われています。
そして更に厄介なことに、探し物のために失われた集中力はすぐには回復しません。
とある研究によると、一度とぎれた集中力が回復するには約30分かかるとも言われています。
…ということは、探し物によって仕事が中断される回数にもよりますが、毎日1時間も探し物のせいで時間を無駄にしている可能性があるってことです!
月にして30時間、年間365時間……おそろしい時間の無駄ですね💦
仕事がなかなか片付かない原因の1つは「整理整頓」が出来ていないことにもありそうです。
そしてもう1つ、デメリットがあります。
机の周りが散らかっていて、視界に入るモノが多ければ多いほど脳の処理能力が落ちます。
スマホ、ゲーム、本、仕事や作業に関係ないモノの数々。
それらが目に入るだけで、意識、無意識にかかわらず脳は処理を始めてしまいます。
1つの作業に集中しているつもりが、強制的にマルチタスクを行っている、というワケですね。
これでは生産性が上がるハズもありません。。

実際の部屋や机の周りもだけど、パソコンの中も同じことだね!
掃除に時間がかかるようになる

部屋や、身の回りが汚れているのに掃除をしないという方は少ないと思います。
しかし、その掃除のしやすさにまで気を配っていますか?
ゴミやホコリがたまりにくくなる工夫はしていますか?
モノが多ければ多いほどこれらの必要性も増すし、掃除も大変になります。
机や棚の上の小物たち、本棚の本、なんだかよく分からないお土産たち…
掃除をするたびにそれらを移動し、降り積もったホコリを払うのは時間の無駄ですよね。
時間の無駄は人生(いのち)の無駄であり、お金の無駄でもあります。
そんなことをするくらいであれば、必要最低限のモノを残してあとは整理してしまいましょう。
かの優秀なルンバさん(ロボット掃除機)であっても、モノが床に散らかった状態では真価を発揮することができませんよね。

新居や引っ越ししたての家みたいに、すっきりした状態な掃除も楽チン♪
同じ物をまた買う羽目になる

こんな感じのシャツって持ってなかったっけ?
あれ、あのマンガの最新刊は買ったんだっけ??
ん-、やっぱり無かった気がするから買っておこう。
……という感じに、無いと困ると思い、既に持っているモノをまた買ってしまう。。
お金と買い物の時間の無駄ですね。
こんなことになるのも、整理整頓が出来ていないからです。
余計な物が多く、それらが整頓されていないと、さらに余計な物が増えるという負のループに陥ってしまいます。(前述の通り生産性が低下するし、掃除の手間も増える)
このあたりで、その負のループを断ち切りたいですね!

「2個欲しかったんだもん!」なんて強がりとはもうオサラバ!
整理整頓(片付け)のコツ
ここではざっと項目だけ列挙しておきます。
大原則として、「整理」⇒「整頓」の順番だけは守りましょう!
不要なものをキレイに収納することほど不毛な行動はありません。
極力モノを減らしてから、残ったものを使いやすいように配置、収納しましょう。
①整理を先に実施してから整頓する
②一定期間(例:1年)使っていない物は捨てる
③「今持っていないとして新たに買うか?」と問い、Noなら捨てる
④とりあえず「捨てる候補」の箱に物を入れて一定期間使わなければ捨てる
⑤何かを買う前には、それと同じ大きさ以上のもの捨てる

「整理、整頓」の言葉の順番には意味があったんだね🔎
まとめ
おさらいすると、「整理整頓」をしないと、こうなります。
✅集中力が低下し、生産性が落ちる
✅掃除に時間がかかるようになる
✅同じ物をまた買う羽目になる
整理整頓に気を付けないとお金も時間も損をする!
そんな人生の無駄は少しでも食い止めたいですよね。
これであなたもその意味を知り、整理整頓を始めたくてウズウズしている頃だと思います(笑)
さぁ、まずは身の回りからでも整理整頓を始めましょう♪
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