2022年1月から使っていた三井住友カード ゴールド (NL)の利用額がついに100万円を突破しました。
それにより私が得られた特典が以下の2つです。
①翌年以降の年会費5,500円が永年無料
②10,000ポイント (≒10,000円)
①の特典を得るためにこのカードを利用することを「100万円修行」と呼ばれたりもしていますね。
これで、年会費無料ながらSBI証券のクレカ積立のポイント付与率を1.0%にできちゃいます!
↑実はそれが目的で100万円修行に取り組んでいたんですけどね。
そんな100万円修行を無事にやり遂げた身として、修行をする上での注意点と、利用額の確認方法についてお伝えしたいと思います。
落とし穴をしっかり回避して、確実に修行を乗り越えましょう。
✅100万円修行の注意点
✅100万円修行の達成状況の確認方法
✅年会費無料のゴールドカードの持ち方
✅お得にSBI証券のクレカ積立で1%還元する方法
三井住友カード ゴールド (NL)とは
三井住友カード ゴールド (NL)とは、年会費無料の三井住友カード (NL)の上位のクレジットカードです。
「NL」とはナンバーレスの意味で、カード上にカード番号やセキュリティコード、有効期限などのカード情報が印字されていないカードになります。
それにより他人にカード情報を盗み見される心配がないという、セキュリティ上の利点があります。
ついでに言うと、カード上に上に挙げた文字がないので非常にスッキリとしたカッコいいデザインですね。(どう見えるかは人それぞれですが)
ここからはもう少し突っこんでこのカードの特徴について見ていきましょう。

このシュッとしたデザイン、なにげに結構気に入ってる。
三井住友カード ゴールド (NL)のメリット
今回のお話の対象である「100万円修行」につながるメリット以外にも、色々なメリットがあります。
①年間100万円の利用で年会費が永年無料
②年間100万円の利用で10,000ポイント付与
③SBI証券のクレカ積立のポイント還元率が1%
1つずつ掘り下げて見てみましょう。
メリット①:年間100万円の利用で年会費が永年無料
「100万円修行」の目的はズバリこれ。「年間100万円の利用で年会費が永年無料」という点です。
一度でも年間100万円以上利用すれば、その後は5,500円の年会費が永年(ずっと)無料になるという太っ腹さ。
申し込む時期によっては初年度の年会費すら無料になったり、●千円のキャッシュバックなどのキャンペーンが実施されているので要チェックですね。
ところでこの「年間」というキーワードに地味な落とし穴があるのですが…それは後述の注意点②で説明しますね。

私の時は初年度の年会費も無料だった!
メリット②:年間100万円の利用で10,000ポイント付与
2つ目のメリットは、「年間100万円の利用で10,000ポイント付与」です。
これは三井住友カードのホームページ上では「継続特典」とも言われているものですね。
通常の利用でのポイント還元率は0.5%とごく普通のカードですが、このポイントと合わせれば100万円で15,000ポイント貯まります。
つまり、ちょうど100万円の利用で1.5%のポイント還元になるわけです。
しかもそのVポイントはカードの支払いとして1ポイント=1円で使えるので、このポイントは実質的には現金ですね。
ただし100万円をいくら超えても、もらえるのは10,000ポイントだけです。
なので100万円を超えて使えば使うほど、還元率が低下していってしまいますので要注意ですね。

ポイントをカード支払いに使えるのも大きいね!
メリット③:SBI証券のクレカ積立のポイント還元率が1%
これは対象者が限られるメリットですが、「SBI証券のクレカ積立のポイント還元率が1%」という点です。
SBI証券では、投資信託を積み立て購入する際にクレジットカードを利用できます。
その際、何種類かのカードでは毎月50,000円の購入分までポイントが還元されます。
そしてこの三井住友カード ゴールド (NL)での還元率は1%となるのです。
ゴールドではない三井住友カード (NL)では0.5%なのでその2倍ですね。
毎月50,000円分の投資にこのクレカを使えば毎月500ポイント(年間6,000ポイント)たまっていく、そんなメリットが得られます。
ほぼノーリスクで1%もリターンが底上げされるってスゴイことですよね。
年会費5,500円払っていればほぼ得にはなりませんが、メリット①を達成すればこのメリット③が活きてくるということです。

私はこれが目当てで100万円修行に励んだよ。
三井住友カード ゴールド (NL)のデメリット
何事にもメリットばかりではないのが世の常。
致命的なものはありませんが、このカードのデメリットも挙げておきましょう。
①通常のポイント還元率が0.5%と低め
②カード番号が確認しづらい
③年会費5,500円が必要
デメリット①:通常のポイント還元率が0.5%と低め
1点目のデメリットは、「通常のポイント還元率が0.5%と低め」という点です。
世の中には年会費無料でポイント還元率が1%を超えるカードも多数存在するなか、0.5%というのはやや弱いところです。
ただ、大手コンビニ3社やマクドナルドなどでは最大5%の還元になったり、選んだお店(3つまで)で+0.5%の還元を受けられたり…と弱点を補う部分はあります。
さらに、上のメリット②で挙げた10,000ポイントもお忘れなく。
これと合わせて考えれば100万円~200万円くらいの利用までは高還元カードと言えるパフォーマンスになりえるのではないでしょうか。

弱点は補えばイイ!
デメリット②:カード番号が確認しづらい
2つ目のデメリットは「カード番号が確認しづらい」という点です。
このカードはセキュリティを強化するためにカード上にカード番号等の情報が印字されていません。
それがナンバーレス(NL)ということでしたね。
カード番号等を確認する場合には、毎回スマホのアプリで確認する必要があるのです。
これがまぁ面倒くさい。
ですが、セキュリティとこの点の使い勝手はトレードオフ(あっちを立てればこっちが立たず)なので我慢するしかないですね。

こればっかりはどうしようもない!!
デメリット③:年会費5,500円が必要
最後のデメリットは、「年会費5,500円が必要」という点です。
これは確かにデメリットではあるのですが、上述の通り一度でも年間100万円利用すれば、その後はずっと年会費がタダになります。
そしてメリット②、③も受けられるとなると、がぜん修行にも精が出るというものです。
100万円修行の注意点

さて、100万円修行の必要性が理解できたところで、いよいよその注意点を見ていきましょう。
①クレカ積立や年会費等は対象外
②集計期間は1年間ではない
③余計な物を買いすぎる(?)
注意点①:クレカ積立や年会費等は対象外
まず1つ目の注意点は「クレカ積立や年会費等は対象外」という点です。
“年間”100万円の利用の対象外になるものにいくら使ってもカウントされないので要注意です。
具体的には以下の利用は集計対象になりません。
・年会費(クレカ、ETCカード等)
・三井住友カードつみたて投資(SBI証券)
・リボ、ローン、分割払い手数料
・交通系含む電子マネーへのチャージ
・モバイルSuicaの定期券等の購入
・弊社発行プリペイドカードへのチャージ
・スマホアプリ「Vポイント」へのチャージ
・国民年金保険料等の保険料
最新情報やより正確な情報が知りたければ三井住友カードのホームページをご覧ください。
せっせと電子マネーにチャージして、100万円達成したと思ったのにカウントされていなかった…
なんてことにならないように気を付けましょうね。

つみたて投資も対象だったら嬉しかったんだけど…
注意点②:集計期間は1年間ではない
続いての注意点は「集計期間は1年間ではない」というところです。
え?「1年間」って書いてあるじゃん!って思いますが、厳密には違う場合があるんです。
三井住友カードのホームページにはこのように記載されています。
年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料
・本会員のカードご加入月の11ヶ月後末までをご利用対象期間として、100万円のご利用で翌年以降の年会費を永年無料とします。
【ご利用対象期間の考え方】
三井住友カードのホームページより
初年度…カード加入日から11ヶ月後末日まで
翌年度以降…カード加入月の1日から11ヶ月後末日まで
文字だけだと分かりにくいので具体例をば…
こちらも三井住友カードのホームページからの引用ですが、このようなことのようです。
●加入日が2021年7月12日の場合の集計期間
初年度…2021年7月12日~2022年6月30日 (約11ヵ月半)
翌年度…2022年7月1日~2023年6月30日 (約12ヵ月)
お分かり頂けたでしょうか?
特に初年度が要注意ですが、カード加入日に応じて集計期間が約11ヵ月~約12ヵ月まで変わるということです。
ある月の終わりに加入すると、集計期間は約11ヵ月になってしまいます。
12ヵ月ギリギリで100万円を達成しようとしていたら期間が過ぎちゃった…なんてならないように気を付けましょう。

ご利用は計画的に。
注意点③:余計な物を買いすぎる(?)
最後の注意点は「余計な物を買いすぎる」という点です。
いくら100万円を達成するためとはいえ、不要なモノまで買っては本末転倒ですよね。
調子に乗って余計にカードを利用すれば、それこそカード会社の思うツボです。
必要なモノで年間100万円に届きそうも無いなら、100万円修行はすべきではありません。
言うまでもないですが本当に必要なモノ、サービスだけ利用しましょう。

「100万円の利用」が目的にならないようにね!
100万円修行の達成状況の確認方法

いざ100万円修行を開始すると、その時の達成状況が気になってきます。
場合よってはカード利用のペースを調整する必要がありますからね。
100万円修行の達成状況を確認するには以下の2つの方法があります。
①毎月届くメールで確認する
②マイページの「ご利用状況」から確認する
②マイページのWEB明細書で確認する
少しだけ詳しく見ていきましょう。
方法①:毎月届くメールで確認する
達成状況の確認方法の1つ目は「毎月届くメールで確認する」です。
下に示すのが、毎月三井住友カードから送られてくるメールの例です。
これはちょうど100万円達成した2022/8/15のメールですね。

このようなメールが毎月15日に届いていました。
月に1度なので「今日」の時点での正確な金額は分かりませんが、最も簡単に達成状況を確認できる方法です。

毎月のこのメールが楽しみになってたよ。
方法②:マイページの「ご利用状況」から確認する
こちらは、三井住友の会員ページであるVpassの「ご利用状況」の、「あなたのサービスご利用状況」から確認する方法です。
まずはVpassにログインします。
ログインするとマイページに入りますので、まずは確認する対象のカードが選択されていることをページ上部で確認します。
下の画像の赤枠部分に確認対象以外のカードが表示されていたら、クリックして切り替えましょう。

マイページをそのまま下にスクロールしていくと、「あなたのサービスご利用状況」という項目が見えてくるので、その横の「確認」ボタンを押します。

すると、以下のように100万円修行の達成状況が一目で分かるのです。
達成しているか否かは当然として、詳細な金額や達成率まで分かるので安心です。


以前はなかった新しい確認方法かも!
方法③:マイページのWEB明細書で確認する
こちらも、三井住友の会員ページであるVpassから「マイページのWEB明細書で確認する」方法です。
基本的には方法①か②で良いと思いますが、一応ご紹介。
メールは月に一度しか届かないので、その途中や集計期間の最後の方での状況を確認したい場合には試してもよいですね。
まずはVpassにログインします。
ログインするとマイページに入りますので、ページ上のメニューにある「明細・支払い」から「ご利用明細照会」をクリックします。

次に、ご利用明細照会の画面に移動したら確認したい「お支払い月」を選択して「照会」ボタンを押します。

すると、ページの上の方にお支払い合計額が表示され、その下に一件一件の明細がずらっと表示されます。

一番右の備考欄に◎があるところと、◎がないところが見えます。
この「◎」は、Vpassポイントの付与対象を意味していますが、実は「100万円利用」の集計の対象と一致しています。
上の例で言うと、「SBI証券投信積立サービス」だけ「◎」が付いていませんよね。
つまり、明細を見たい月のお支払い合計額から◎が付いていない項目のご利用金額を引く。
そうすればその月の「100万円利用」の集計対象の利用額が分かるわけです。
…という計算を月ごとに行って、それを合計すれば現時点での100万円修行の達成状況が確認できます。
ちょっと面倒ですが、5~10分もあれば確認できます。
まとめ

100万円修行を開始する前までは、達成までかなりの期間がかかるかなぁと予想していました。
しかし、いざ始めてみると半年ちょいでの達成となりました。
公共料金(電気、ガス、通信費)やAmazon等は全てこのカードを設定し、日々の買い物ももちろんコイツに集約。
節約が趣味の私としては当然、不要なモノにはお金を使ってはいません。
まぁ家族4人分の支払いを集約しているから短期間で達成したという面も否めません。
しかし、集計の対象/対象外と集計期間を正しくを把握し、計画的に利用すれば多くの人が無理なく修行を終えられるのではないでしょうか。
100万円修行を乗り越えて、そのメリットをガッツリ頂いちゃいましょう!
この記事が少しでもあなたの修行の助けになることを願っています。
最後までお付き合い頂きありがとうございました♪
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