損をしたくなければ絶対に知るべきマーケティング戦略9選【ハマると貧乏に】

まもる

世の中には頭の良い人がいるもので、そういった方々が工夫に工夫を凝らして、私たちに商品を買わせようとしてきます。

しかもその工夫というのが厄介でして、人間の心理や性質に基づいたものばかりなので無意識にハマってしまうのです。

そういった販売上の戦略、つまりマーケティング戦略を知っておくだけで、その多くを回避できます。

世のマーケティング戦略を知ることによって無駄な出費を減らし、より豊かに生きていきたいですね。

それでは早速みていきましょう。

こんな方におすすめ

✅無駄遣いを減らしたい
✅今より多くのお金を貯めたい
✅身近なマーケティング戦略を知りたい

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知っておくべきマーケティング戦略8選

私たちが知っておくべき、というか、知らないと損をしてしまうマーケティング戦略を最初に全て挙げておきましょう。

知っておくべきマーケティング戦略

①ポイントカード
②「残りわずか」
③セール価格
④おとり価格

⑤特売品、目玉商品
⑥○○円以上送料無料
⑦試食品、無料サンプル
⑧商品の配置
⑨お店の立地

こうして見てみると、おなじみのものばかりではないでしょうか。

では1つ1つ詳しく見ていきましょう。

戦略①:ポイントカード

ハマると貧乏になるマーケティング戦略の1つめは、おなじみ「ポイントカード」です。

お買い物でポイントがたくさん付いたり、たまったポイントを眺めるのは嬉しいですよね。

それはスゴクよく分かります…が、ポイントカードにはそれ以上のデメリットがあるので要注意です。

ポイントに目がくらんで、ついつい余計な買い物をしてしまったり、多少高くてもポイントがたくさん付与されるお店で買ってしまったり…。

その他、こんなデメリットがあるんです。

ポイントカードのデメリット

①カードと使える店を探すのに時間がかかる
②余計な買い物をしてしまう
③不利な条件でも買い物をしてしまう
④ポイントが失効してしまう
⑤利子、配当がもらえない
⑥不要なお知らせやメールが届く
⑦個人情報流出のリスクがある

これらの詳細や、対策については別の記事で詳しく解説しているので、是非どうぞ。

ポイントカードは厳選した上で貯めずに使うようにすることで、おいしいところだけを取っていきたいですね。

べっち
べっち

ポイントカードはせいぜい2~3種類くらいにしたいね

戦略②:「残りわずか」

「残りわずか」「週末限定特価」「お一人様 一品限り」

こういった、レア感、あるいは希少価値をアピールするうたい文句にも要注意です。

「今を逃したらもう手に入らないかもしれない」そう思ったら、焦って買いたくなる気持ちも分かります。

でも、本当に今その商品を、その値段で買う必要があるのでしょうか?

99%はお店側の都合(商品を売りたいだけ)でそういった表示をしているのです。

そして、お店側は言葉たくみに私たちの購買意欲をかき立てますが、その内容が本当かどうかは買う側には分かりません。

「残りわずか」の商品をあなたが何個買っても「残りわずか」と表示されたままかもしれません。

週末が過ぎても「週末限定特価」と変わらない値札が付きっぱなしかも知れません。

「お一人様 一品限り」…オイルショック時のティッシュや、コロナまん延時のマスクの買い占め対策くらいでしか意味がなさそうです。

お店側の都合は考えず、本当に自分が必要なものだけを買いましょう。

べっち
べっち

「わずか」って何個??(笑)

戦略③:セール価格

よくセール価格として表示されている「今だけ80%オフで19,800円」などにも要注意です。

元々の値段が適正か分からなければ、それを何%オフにされてもお得かどうかわかりませんよね。

例えば、「この国宝級に美しいツボが今なら99%オフで98,000円」と言われたらどうですか?

「元が約1,000万円するのツボが約10万円で買えるなんて超お得だ!すぐ買おう!!」とは普通ならないですよね。

元々の価値が本当に1,000万円あるかどうかが分からないため、10万円が高いか安いか判断できないためです。

上の例では誰もだまされないと思います。

でも、洋服のバーゲンセールだったり、日用品の特売だったりすると、何故だか引っかかる人が増えてしまうのです。

「○○%オフ」という部分ではなく、その物自体に値引き後の価格分の価値があるかを考えて買いましょう。

べっち
べっち

定価100万円のゴミがなんと99.9%オフの1,000円!!(笑)

戦略④:おとり価格

実は色々なお店には「おとり価格」(おとり商品)というものがあり、それが私たちの判断を鈍らせています。

例えばあるレストランでのランチメニューにこんなものがあったとします。

あるお店でのメニュー

Aセット:980円
Bセット:1,480円
Cセット:2,980円

この場合の「おとり価格」(おとり商品)はどれでしょうか?

はい、そうですね。Aセットの980円と、Cセットの2,980円が「おとり価格」です。

多くの人は極端な選択肢を嫌がるため、間に位置するBセットを選びがちになります。

「Aセットは安すぎて裏がありそうだし、Cセットはランチには高いなぁ…。じゃぁBかな、、」

と、こんな感じでBセットに誘導されてしまうのです。

そのメニューがリーズナブルかどうかに関わらず、です。

他にも、家電量販店で売られている、やたらと高い商品も「おとり商品」ですね。

「高性能8K対応 液晶テレビ 1,480,000円」なんてものがバーンと置かれていると、10万円・20万円といった商品が安く見えてきますよね(笑)

「おとり商品」に惑わされずに、そのものの価値と価格で買うべきかを判断しましょう。

べっち
べっち

こういった心理効果を「おとり効果」とも言いますね。

戦略⑤:特売品、目玉商品

スーパーのチラシや売り場に見かける「特売品」や「目玉商品」にも気を付けましょう。

「卵1パック78円」とか、「2ℓペットボトルのお茶が98円」といった、明らかに相場よりも安いものですね。

その「特売品」を目当てにしてお店に行き、もともと買う予定の無いものまで買ってしまう…それでは貯まるお金も貯まりません。

また、「特売品」がいくら安くても、それが自分に必要のない物であれば買うべきではありません。

もともと買おうと思っていたものが特売になっていたらラッキーですが、「特売品」だけを目当てにお買い物をするのは要注意ですね。

べっち
べっち

「特売品を買いに遠くのスーパーへ」も要注意だね。

戦略⑥:○○円以上送料無料

ネット通販でよく見かける「4,980円以上で送料無料」なんかも注意が必要ですね。

送料無料の条件を満たすために、わざわざ不要なモノまで買ってしまう。

あるあるです。

数百円の送料をケチって、それ以上の金額の不要品まで買ってはいませんか?

必要な物をある程度まとめて買ったり、リアルの店舗で買う、などもこの落とし穴を避けるコツになりますね。

当たり前、かつ「耳タコ」レベルのことですが、必要な物だけを買いましょう。

べっち
べっち

戦略⑦:試食品、無料サンプル

次の戦略はちょっと厄介な、「試食品」や「無料サンプル」です。

人には、何かをしてもらったら「お返しをしなければ」という心理が働きます。

これは心理学の用語では「返報性の原理」と呼ばれたりもしますね。

これを利用しているマーケティング戦略が「試食品」や「無料サンプル」です。

「タダで貰っちゃったんだから、何か別の物でも買わないとな…」

このように、心のどこかで思わせます。

さらにタチが悪いのが「試食品」です。

スーパーでウィンナーの試食品を食べてしまったアナタ。

そんなアナタの体は「食べるモード」あるいは「お買い物モード」になってしまっている可能性があります。

買い物に出かけたタイミングではそんな気分ではなかったのに、試食品を口に入れた瞬間にスイッチが入ります。

そして、もともと買うつものがなかった食材やお菓子まで買ってしまうという…。

マーケティング戦略にまんまとハマりたくないなら、「試食品」や「無料サンプル」は避けるのが無難でしょう。

べっち
べっち

まさに「タダより高いものはない」ってやつだね。

戦略⑧:商品の配置

スーパーやデパートの商品の配置も、よく考えられているんですよね。

その仕組みを分かっていないと、余計な物まで買ってしまいそうです。

多くの場合、お店の入口と出口付近に生鮮食品などの必需品が配置されます。

そして、その間にはお菓子や調味料、日用品などの、比較的優先度が低いものが置かれています。

そうすることで、お客さんを店の端から端まで歩かせて、より多くの商品が目に入るようにするのです。

で、「ついでにこれも買っちゃおうかな」「あ、これの予備も買っておこう」などと思わせます。

デパートに至っては、エスカレータを昇降する際に、一度フロアを通らないと次の階に行けなかったりする場合があるので厄介ですよね。

フロアを通過する間に「あれも欲しい」「これも欲しい」…そう思っても衝動買いはNGです。

そんな姑息な手に引っかかってはいけません!(笑)

事前に買い物リストを作成するなどして、本当に必要なものだけを買いましょう。(もう何回目でしょうかね…)

べっち
べっち

あのエスカレーターの配置、イラっとする。

戦略⑨:お店の立地

最後はアウトレットモールなどの「お店の立地」です。

大型のショッピングモール、アウトレットモールって、多くの場合郊外にあったりしますよね。

東京都内に住む家族が週末に御殿場アウトレットに…なんてよくあるシチュエーションです。

ここでハマりがちな心理としてあるのが、このようなものです。

「せっかく時間をかけて遠出したんだから、色々買っていこう」

こうなればお店側の思うツボです。

上記①~⑧に挙げた、ありとあらゆる戦略を駆使して、あなたに商品を買わせにかかります。

迷路のようなモールの構造で私たちの方向感覚を奪い、巧みな商品の配置で多くの商品を視界に入れ、目玉商品をちらつかせ、「週末限り」かつ「アウトレット特価」を見せつける。

子供向けの無料のおもちゃやらお菓子を配り、ポイントカードの作成を促し、「あと○○円ご購入頂ければ自宅まで無料で配送します」とアピール。

いやはや、アウトレットモールはマーケティング戦略を勉強するにはもってこいの場所ですね(笑)

もちろん、これらの戦略を十分に理解した上で買い物するのであれば何ら問題はありません。

ただ、「知らず知らずのうちに戦略に引っかかってどんどん貧乏に…」は絶対に避けたいですね。

べっち
べっち

アウトレットモール、実はスゴイんです。

まとめ

全部で9つものマーケティング戦略を見てきましたが、どれもおなじみのものばかりだったのではないでしょうか。

知っておくべきマーケティング戦略

①ポイントカード
②「残りわずか」
③セール価格
④おとり価格
⑤特売品、目玉商品
⑥○○円以上送料無料
⑦試食品、無料サンプル
⑧商品の配置
⑨お店の立地

いずれも人間の性質や心理を効果的に利用するものばかりなので、知らなければついついハマってしまいます。

そして無防備でいればどんどんお金は減るばかりです。

いずれの戦略も、中身を知って対策を講じれば回避することはできます。

対策

✅ポイントカードは厳選し、ポイントは貯めずに使う。
✅価値に見合う価格の物だけを買う。
✅必要な物だけを必要な時に買う。
✅感情や感覚に惑わされない。

お店の戦略を知り、「フムフム、よく考えられるな!でも、ハマらないからね~」と、不要なモノは華麗にスルーしていきましょう。

そして本当に必要なもの、自分や身の回りの人を豊かにするものだけを買って、豊かに生きていきたいですね♬

最後までお付き合い頂きありがとうございました!

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