【徹底図解】NISA口座を楽天からSBIに変更(移管)する手順

ふやす

前回の記事ではNISA口座を変更(移管)するメリットや注意点、そして手続き方法をざっくりとご紹介しました。

そう、ざっくりとです。

しかし、それだとこんな声が聞こえてきます。

A子さん
A子さん

もっと具体的に図解してくれなきゃわからない!

そこで今回は、NISA口座を楽天証券からSBI証券に変更する手順を、実際の画面や書類の画像たくさんおりまぜて超具体的に解説していきます。

この記事でわかること

✅NISA口座を楽天証券からSBI証券に変更する超具体的な手順

NISA口座を変更(移管)するメリットや注意点についておさらいしたい方は、一度こちらの記事も見てみて下さいね。

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NISA口座変更(移管)のポイント

NISAの何たるかは既によーくご存じだと思いますので、ここではNISA口座変更の要点だけをおさらいしておきましょう。

その要点(ポイント)とは以下の3点です。

NISA口座変更のポイント

NISA口座は1人1口座しか持てない
NISA口座の金融機関を変更できるのは1年に1回
✅金融機関を変更できるタイミングも限られている

金融機関を変更できるタイミングについては後述します。

それ以外のもう少し詳しい部分についてはNISAの基礎知識に関する記事か、NISA移管に関する記事をどうぞ…

べっち
べっち

さっさと次に行こう!

NISA口座変更 (移管)の具体的な手順

いよいよ本題のNISA口座変更の超具体的な手順を見ていきましょう。

全体の流れは以下の通りです。

NISA口座変更の手順

0. 移管手続きが可能な期間であるか確認する
1. 楽天証券に「勘定廃止通知書」を請求する
2. SBI証券に開設書類(非課税口座開設届出書)を請求する
3. 必要資料を揃えてSBI証券に送付する

それでは1つ1つ見ていきましょう。

ステップ0:移管手続きが可能な期間であるか確認する

まずは準備段階として、NISA口座の移管手続きが可能な期間を確認しましょう。

前述の通り、移管手続きができる期間は「移管を希望する前年の10月1日から移管を希望する年の9月30日までです。

しかも、移管したい年に移管前の口座で1円でも買付をするとその年は移管ができなくなる点にも注意が必要です。

つまり、現在が移管を希望する年の1月1日~9月30日の間だとしても、その間に現在のNISA口座で1円でも商品を買付していたら、その年の移管はできません。

現在の日付とNISA口座の利用状況から、移管手続きが進められそうか確認しましょう。

べっち
べっち

意外と見落とされがちなので注意!

ステップ1:楽天証券に「勘定廃止通知書」を請求する

最初のステップでは金融機関を変更するために必要な「勘定廃止通知書」を楽天証券に請求します。

まず楽天証券の管理画面(マイページ)にログインします。

次に、画面上部のメニューにある「NISA つみたてNISA」を選択します。

すると以下のような画面に移るので、ここで「管理・手続き」を選択します。

で、以下の画面で「他の金融機関へNISA口座を移す」を押します。

以下の「金融機関変更」の画面があらわれたら「変更」を押します。

途中で取引暗証番号を求められたら入力し、さらに「変更」ボタン等で確定します。

そして「受付完了」の表示が出ればこのステップは完了です。

おおよそ1週間以内には登録されている住所に「勘定廃止通知書」が届きます。

べっち
べっち

楽天証券での手続きはこれでおしまい。カンタン。

ステップ2:SBI証券に開設書類(非課税口座開設届出書)を請求する

次のステップはNISA口座の変更先であるSBI証券での手続きです。

ここでは既にSBI証券の総合口座を開設している前提で進めますので、まだの方は口座を開設しておきましょう。

ではまずSBI証券の管理画面(マイページ)にログインします。

この画面上部のメニューにある「NISA つみたてNISA」を押します。

すると以下の画面に移動するので、ここで「NISA口座金融機関変更 (他社でNISA口座をお持ちの方)を押します。

次にあらわれるこの画面で、申し込む口座(つみたてNISAかNISA)を選択し、約款を確認してチェックボックスをチェックし、「書類請求を申し込む」ボタンを押します。

以下のように受付完了を示す画面が出たらこのステップは完了です。あとは資料の到着を待ちましょう。

べっち
べっち

これまた簡単。数分でできるよ。

ステップ3:必要資料を揃えてSBI証券に送付する

さて、SBI証券に請求していた資料が届いたら、いよいよ大詰めです。

必要なのは以下の3点の資料。

必要資料

①勘定廃止通知書
②非課税口座開設届出書
③本人確認書類およびマイナンバーが確認できる書類

必要資料①:勘定廃止通知書

こちら「勘定廃止通知書」はステップ1で楽天証券に申請し、郵送されてきた資料ですね。

見た目としては以下のようなものです。

おそらく必要事項は記入済みなので、特に何もする必要はありません。

必要資料②:非課税口座開設届出書

次に必要な「非課税口座開設届出書」はステップ2でSBI証券に申請し、郵送されてきた資料です。

これに必要事項を記入すればOKです。

郵送されてきた時点でフリガナ(氏名)、生年月日、口座番号、住所、電話番号まで記入済みでした。

なので自分で書いたのは名前くらいでしたね。

必要資料③:本人確認書類およびマイナンバーが確認できる書類

そして最後が「本人確認書類」「マイナンバーが確認できる書類」です。

同封されていた説明資料に詳しく書いてありますが、すでにSBI証券にマイナンバーを登録してある場合は、「本人確認書類」のみ提出すればOKです。

SBI証券にマイナンバーを登録していない場合は「本人確認書類」「マイナンバーが確認できる書類」の両方が必要になります。

ただし、マイナンバーカードを既に持っていれば、表面と裏面、両方のコピーを提出すればそれで大丈夫です。

マイナンバーカードがない場合は、「住民票の写し(マイナンバーあり)」と、もう1種類の本人確認書類が必要になります。

このあたりは少々ややこしいので、同封されていた「本人確認書類ご提出のお願い」に従ってくださいね。

あとはこれら3つの書類を同封されていたSBI証券宛ての封筒に入れてポストに投函すれば、あとは待つだけです。

SBI証券側、および税務署が提出書類を審査し、完了したらマイページの「重要なお知らせ」等にて、NISA口座開設の連絡が来ます。

これで晴れてSBI証券のNISA口座が使えるようになるわけですね。

さいごに

NISA口座を楽天証券からSBI証券に変更する手順について、超具体的に解説してきました。

概要だけおさらいすると、以下の通りでしたね。

NISA口座変更の手順

0. 移管手続きが可能な期間であるか確認する
1. 楽天証券に申請して「勘定廃止通知書」を受け取る
2. SBI証券に開設書類(非課税口座開設届出書)を請求する
3. 必要資料を揃えてSBI証券に送付する

超具体的にご理解頂ければ幸いです。

最後までお付き合い頂きありがとうございました!

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