せっかく書いた記事がいつまでもGoogleにインデックスされずに、悲しい思いをしていませんか?
Googleにインデックスされない=Google検索であなたの記事がヒットしない、ということです。
書いた記事が誰にも読まれない。
記事を書く人間にとってこれほど悲しく、テンションが下がることはありません。
私もつい最近まで、公開した記事の約半分がインデックスされずに悩んでいました。
しかし、意を決してある対策をしたら、途端に次の日からインデックスされ始めたのです。
その方法は、「記事に掲載した画像を軽くする」です。
これだけで、インデックスされていなかった記事が激減(約4分の1)しました!
この記事では、記事がインデックスされない主な理由、今回の具体的な対策方法と、得られた実際の効果をご紹介します。
✅ブログの記事がGoogleにインデックスされずに困っている
✅自分の記事がGoogle検索でヒットされない
✅なぜ自分の記事がインデックスされないのか知りたい
Googleにインデックスされない主な理由

はじめに、そもそもなぜあなたの記事がインデックスされないか、その理由を見ておきましょう。
記事がGoogleにインデックスされない理由はたくさん考えられます。
・Googleのガイドラインに違反(⇒してないはず)
・ブログを立ち上げて日が浅い(⇒1年以上経過)
・robots.txtの設定の問題(⇒そんな面倒な事してない)
・”noindex”タグの設定をしている(⇒同上)
・記事が孤立している (⇒内部リンク設定してる)
・サイトや記事の質が低い (⇒これ??)
色々調べても、私の場合は「コレ」といった思い当たるフシがありませんでした。
…最後の項目以外は!
推定された「インデックスされない」の理由
自分に当てはまる原因として唯一あるとしたら「サイトや記事の質が低い」だったのです。
しかし、何度もリライトして記事の記載内容の質を上げても相変わらずインデックスされませんでした。
そうなると、あとはページの読み込みにかかる速度(Page Speed)です。
実際、Googleご本人様もこのようにおっしゃっています。
検索ユーザーはできるだけ早く質問に対する答えを見つけたいと考えています。研究によると、ユーザーはページの読み込み速度を非常に気にかけています。読み込み速度はこれまでもランキングシグナルとして使用されていましたが、デスクトップ検索を対象としていました。そこで2018年7月より、ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素として使用することになりました。
ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します | Google 検索セントラル ブログ | Google Developers より
さらにはここまで言っています。
モバイルファーストインデックスとは、モバイル版のページをインデックスやランキングに使用し、主にモバイルユーザーが探している物を見つけやすくすることを意味します。―略― 歴史的にはデスクトップ版のコンテンツがインデックスされてきましたが、今後はモバイル版のコンテンツを使用していきます。
モバイル ファースト インデックスを開始します | Google 検索セントラル ブログ | Google Developers より
これら2つのGoogleの公式声明をまとめると、言いたいのはこういう事です。
✅ページの読み込み速度はユーザーにとって重要な要素である。
✅特にモバイル版のコンテンツ、速度が重要。
✅モバイル版として速度が速いページをインデックスし、高い順位にする。
確かに今やデスクトップ(パソコン)でより、モバイル(スマホ)で調べ物をする人の方が多数派ですよね。
そして、表示までに時間がかかるページからは早々に離脱します。

実際、自分でも表示に時間がかかると別の記事を探しに行っちゃう。
「インデックスされない」理由の特定。やはり。
そして自分のブログのモバイルでの速度をPageSpeed Insightsで調べてみたところ、驚きの結果が。
(ご自身のブログでも調べてみて下さいね)

え、たったの30/100点!?(デスクトップの方では90点以上なのに…)

わたしの速度、遅すぎ…!?
ただちに対策が必要なレベルみたい。
どうやら、「インデックスされない」理由はページの表示速度(の遅さ)で間違いなさそうです。
そして、改善できる項目の最初に「次世代フォーマットでの画像の配信」が挙げられていました。
平たく言えば、「画像を適切な形式に変えればもっと速くなるよ」ということです。
そこで実施したのが次の章の対策です。
画像の容量を軽くする具体的な方法

「次世代フォーマット」って何じゃい?とか疑問がわきましたが、要は画像の容量を軽くすりゃいいんだろ、と。
✅次世代フォーマットとは、JPEG 2000、JPEG XR、WebPなどの形式。
✅JPEG や PNG等 の画質をあまり落とさずにデータ容量を小さくできる。
✅それぞれ対応していないWebブラウザがある。
…対応していないブラウザがあるのかぁ。だったらこれらの新しい形式はやめておこう。
ということで、自分の記事に使っている画像を、従来の画像形式のままで小さくすることにしました。
特に容量が大きかったのがアイキャッチ画像。
Canvaという無料の画像編集ソフトを使って作っていたのですが、それらが.png形式で、500kB~1MBほどの容量でした。
なるほど、コイツらか!
保存形式をPNG等からJPEG等に変える
私が実施した最もシンプルな方法がコレ。
容量がより軽い画像の形式(従来の種類)に変換することです。
画像ファイルを編集モードで開き、JPEG (.jpeg、.jpg)形式を選んで「名前を付けて保存」するだけです。
元が.bmp(ビットマップ)や.png等の形式(拡張子)であれば、これだけで5分の1から10分の1くらいに圧縮できたりします。
(私の場合は500kB~1MBだったデータが90kB~150kB程度になりました)
手間はかかりますが、一番確実な手段の1つでしょう。
尚、私のようにアイキャッチ画像なんかでCanvaを使っている方は、ダウンロードするときに保存形式としてJPEGを選択すればOKです。
こうすれば後から変換する必要はありません。

あまりにも画像が粗くならないようには要注意だね!
ソフトを使用して画像を圧縮する
調べれば色々と出てきますが、TinyPNGのような無料ソフトを使うのも手です。
TinyPNGの場合、.jpeg、.jpg、.pngファイルに対応しており、ウェブ上ですぐに画像データを圧縮できます。
ファイルや形式によって様々ですが、50~60%くらい容量を軽くできたりします。
プラグインで画像の容量を軽くする
最後は、ブログシステムとしてワードプレスを使っている方限定のお話ですが、プラグインを使うというものです。
代表的なプラグインが「EWWW Image Optimizer」です。
これをインストールし、有効化して設定をすれば、これから貼り付ける画像はもちろん、既存の画像も一気に圧縮できます。
ただし、プラグインを入れると、それはそれでブログの動作が遅くなる原因にもなりえます。
既存の記事が画像が多すぎて手動ではどうしても…という方には良いかも知れませんね。

手動で画像を圧縮しても改善が見られない場合にも!
今回の対策で得られた実際の効果

まずは、実際に得られた効果の概要をまとめておきます。
✅インデックス未登録の記事数が34⇒9に減少
✅ページスピードのスコアが30⇒51に改善
対策前には、公開したのにインデックスされない記事が合計34記事。
内訳としては「クロール済み-インデックス未登録」(の実質的な記事の部分)が16件、「検出-インデックス未登録」が18件。
それが、今回の対策によってインデックスされていない記事が合計9(4記事+5記事)にまで減少しました。
対策後にGoogle Search Consoleからインデックスをリクエストし、たった1~2日で25記事がインデックスされたことになります。
この通り、インデックス登録されている記事が一気に25記事も増えているのが分かります。

さらに、ページスピードのスコア(モバイル)も30⇒50程度にまで改善しました!

このスコア自体は測定するごとにかなり変動する(軽く±5くらいは?)ので、「改善できる項目」も見ておきましょう。

対策前までワースト1位にいた「次世代フォーマットでの画像の配信」が、対策後ではワースト3位に落ちています。
そして、短縮できる時間(改善できる余地)も1.95秒⇒0.6秒になっています。
しっかり改善されていることが分かりますね。
表示速度はまだまだ改善の余地がありますが、とりあえずはインデックスされれば御の字です。
あとは記事のGoogleでの掲載順位を上げるために、腰を据えて対策していくのみですね。

もちろん記事の質(中身)も高めて行こうね。
さいごに
どんなに良い記事を書いても、インデックされずに誰にも読まれなければ意味がないですよね。
(自分の知識を蓄える、アウトプットするという意味はありますが…)
これが原因で記事を書くのを辞めてしまった人も多いのではないでしょうか。
今回の対策であなたの大切で有益な記事が、多くの人の目にとまるようになれば幸いです。
最後までお付き合い頂きありがとうございました♪
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