お財布がポイントカードやレシートでパンパン…なんてことになってませんか?
ポイントを貯めるのは楽しいし、お得にお買い物をできている感がありますよね。
でもちょっと待ってください。
本当にお得にお買い物をできているのでしょうか?
実はお店の思惑にまんまとハマり、損しているかも知れないとしたらどうでしょう?
この記事では、実はたくさんある、ポイントカードを持つことのデメリットと、その対策を解説します。
✅ポイントカードを持つことのデメリットを知りたい。
✅損しにくいポイントカードの使い方が知りたい。

ポイントカードアプリも基本は同じだよ!
ポイントカードを作らない方がよい理由(デメリット)

まず最初に結論として、ポイントカードを持つことのデメリットを挙げてしまいましょう。
①カードと使える店を探すのに時間がかかる
②余計な買い物をしてしまう
③不利な条件でも買い物をしてしまう
④ポイントが失効してしまう
⑤利子、配当がもらえない
⑥不要なお知らせやメールが届く
⑦個人情報流出のリスクがある
さて、あなたはどこまで認識した上でポイントカードを使っているでしょうか?
もしこれら全てを分かった上でポイントカードを使っているのであればいう事はありません。
…が、そんな方はなかなかいないと思いますので、もうしばらくお付き合いください。

これ全部意識出来ている人は変態(ほめ言葉)ですね(笑)
カードと使える店を探すのに時間がかかる

お財布の中から使えるポイントカードを探し出すのって、地味に時間がかかったりするんですよね。
ポイントカードを複数持っていたり、レシートやら何やらも入っている場合は尚更です。
そしてそれ以前に、「あー、確かあの店のポイントが500ポイント貯まってたよな…じゃぁそこに行かないと」などと、ポイントを使える店を選んで探したりという手間まで発生します。
言うまでもなく、あなたの時間やエネルギーは有限です。
ポイントカードは、あなたの時間を使い、かつ判断や選択のためのエネルギーも消費します。
得られるポイント(金銭的価値)と、失うものを天秤にかける必要がありそうですね。
ちなみに、最低賃金をざっくり時給1,000円とすると、1分あたり約20円になります。
さて、そのポイントカードにそれだけの価値があるでしょうか。
余計な買い物をしてしまう

カードを持っていると、あと○○円分買えばポイントが更につくな!などと考えてしまいませんか?
あるいはポイントの期限が切れてしまうから、その前に買い物をしておこう!といった気持にもなったりしそうです。
楽天の買い回りマラソンなんかが良い例だと思います。
お買い物するお店が増えれば増えるほど付与されるポイントが2倍、3倍と増えていきます。
ポイントを貯めることが目的になってしまって、本当に必要でないものまでじゃんじゃん買ってしまう…というワケです。
不利な条件でも買い物をしてしまう

ポイントが付くお店Aとポイントが付かないお店Bがあった場合、実はお店Bの同じ商品の方が安いにも関わらずお店Aで買ってしまったりする方が多いようです。
どうやら、ポイントを貯めることに楽しみを見出してしまっているからのようですね。
もちろん、元の値段と付与されるポイントの両方を考慮してお店Bを選ぶのであれば問題はありません。
ポイントに目がくらんで、冷静な判断ができなくならないように気を付けましょう。
ポイントが失効してしまう(有効期限、閉店など)

多くのポイントカードには1年間や2年間といった有効期限が設定されていますよね。
最終利用から1年とかであればまだマシですが、カード発行から1年以内というようなものもありますよね。
しかも○○ポイントに達しないとポイントを利用できないというルールがあったり!
そうなるとちょっとした悲劇です。
ポイントが期限切れになって失うか、利用できるポイントに達するまで必要のない買い物をするか…なんて最低の二択を迫られたりします💦
さらには、突然ポイントカードを発行したお店が閉店したり、ポイント制度を廃止するなんてこともあり得ます。
利子、配当が貰えない

これは普段意識しない人が多い盲点だと思いますが、ポイントと他の金融資産が違う点が1つあります。
それは、ポイントでは利子や配当が貰えないという点です。
別の言い方をすれば、ポイントは、預金や株式のように寝かしておいても増えないということです。
お店A:10,000円(ポイント付与なし)
お店B:11,000円(ポイント付与 1,000ポイント(1ポイント=1円相当))
同じ商品について上のような場合、あなたならどちらを選びますか?
お店Bのポイントカードを持っていれば、お店Bでいいやとする人が多いと思います。
しかしよく考えてみましょう。
お店Aで買った場合、オサイフから減るのは10,000円ですが、Bの場合は11,000円です。
お店Aで買った場合は1000円分だけBより残るワケですよね。
この1,000円を運用したら、投資対象によっては+5%などに増やすことが出来るワケです。
しかしお店Bで買った場合、この付与された1,000ポイントを増やすことは基本的にはできませんよね。
ちょっとややこしいと思いますが、このようにトータルが同じ額であれば、現金で払う分が少ない方が有利になるというワケです。
個人情報流出のリスクがある

ポイントカードを作る時って、名前、生年月日、住所、電話番号なんかを登録したりしますよね。
あれって正に個人情報なワケなんですが、流出してしまうリスクを考えた事ってあります?
嫌な言い方をすると、個人情報(流出のリスク)と引き換えにポイントを受け取れる権利を貰っているようなものだと思うんですよね。
もちろん、何の情報の登録も必要としないポイントカードはそんな心配はありません。
でも、そうでないものについてはちょっとだけ気にした方がよいと思います。
無駄なお知らせやメールが届く

これは大したデメリットではないかも知れませんが、地味にわずらわしいです。
住所を登録するモノであればDMが届いたり、メールアドレスを登録するものであればお知らせメールが届いたり。
もちろんお気に入りのお店の大事なセール情報なんかであればウェルカムですが、そうでなければ「ジャンクメール」ですよね。
廃棄する手間がアホらしいです。
損しないポイントカードの使い方(対策)

じゃぁ一切ポイントカードを使うなというのか!?というとそういうワケではありません。
上に挙げたデメリットを極力抑えつつ、ポイントという「うまみ」だけをバランスよく頂きましょう。
そのための対策はこの3つです。
①持つポイントカードを厳選する
②ポイントは貯めずにすぐに使う
③貯まるポイントよりも価格を優先する
順を追ってみていきましょう。
持つポイントカードを厳選する

ポイントカードを選ぶ手間、個人情報流出のリスクや無駄なメールを抑えるためには、持つポイントカードを最小限に抑えましょう。
多くの店舗で使える共通ポイントカード(楽天ポイント、Tポイント、dポイント、Ponta等)や、毎月必ず利用するお店に絞るなど、自分なりの基準を持つとよいです。
我が家の場合は、楽天ポイントカード、dポイントカードに加え、日用品や食材を必ず買うスーパーとドラッグストアのカードの、合計数枚に絞っています。
アプリであっても基本の考え方は紙のポイントカードと同じです。
本当に必要なモノに厳選するのが吉です。
ポイントは貯めずにすぐに使う

発生したポイントは、出来るだけ早く消費しましょう。
そうすることで期限切れや閉店によってポイントが失効することを防げます。
ついでに、ポイントが貯まる快感によってついつい無駄な買い物をしてしまうことも抑えられます。
貯まったポイントを眺めてニヤニヤしたい気持ちもよく分かりますが、それらを失う前に有効活用してあげましょう。
その方がポイント達もきっと喜ぶと思います(笑)
たまるポイントよりも価格を優先する

最後は、貯まるポイントよりもそもそもの価格が安い方を選びましょうということです。
1,100円の商品に100ポイント付与されるお店よりも、1,000円で同じ商品を変えるお店を選びましょう。
理由は上のデメリットのところに書いたとおりですね。
ポイントは使えなくなる恐れがあるし、増えることもない。さらには使えるお店も限定されてしまうので、実は使い勝手が悪いんです。
その点、現金(日本銀行券)はある意味最強です。
現金以上に別のものと交換できる力を持つ物は他にありません。
なので、トータルがほぼ同じであれば、手元により多くのお金が残る選択をしたいですね。

これでブクブク太ったオサイフとはおさらばだぜ!!
ちなみにクレジットカードで貯まるポイントは、ポイントカードよりもはるかに強力な武器になりえます。
節約、家計改善につながるクレジットカードの選び方やオススメのカードについてはこちら。
お金がたまるポイントカードの使い方をしよう
基本的にポイントカードは、お店側がより多くのもうけを出すために活用している仕組みです。
このワナにまんまとハマらず、賢く良いとこ取りをしていきたいですね。
みなさんがよりお金のたまるポイントカードライフを満喫できることを祈っております♪
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