【名著】「バビロンの大富豪の教え」豊かになる7つの知恵とあらすじ

かせぐ

お金について学べる名著に「バビロンの大富豪」という本がありますね。

90年以上前に書かれたにも関わらず今でも大人気で、マンガにもなっている良著📖

古代の世界で最も裕福だった都市バビロンで語り継がれた現代でも通用するお金の知識が満載です。

1つ目の教え「収入の10分の1を貯蓄せよ」は結構有名ですが、それ以降はどうでしょうか?

1~7全ての教えを紹介するとともに、その意味するところを解説していきます。

スポンサーリンク

第一の教え:収入の10分の1を貯蓄せよ

バビロンで最も裕福なアルカドが卵売りに言います。

アルカド
アルカド

朝にはカゴに10個の卵を入れる。夕にはその卵を9個取り出す。これを毎日繰り返せば、いずれカゴは卵で溢れかえるだろう

財布に10枚のコインを入れたなら、使うのは9枚でやめておくということ。

言い方を変えると、最初から収入の1/10は無かったものとして、残りの9/10でやりくりするという考えですね💡

現代においては、色々なやり方がありますね。

1/10はすぐに別の口座に移動させてしまうとか、自動的に積み立て投資するなどすれば使ってしまう心配がないですね。それで意外と困らない!

べっち
べっち

平均的なサラリーマンの生涯賃金は約2.5億円。
このうちの1/10を貯蓄できれればそれだけで2,500万円になるね!

第二の教え:欲求と必要経費を混同するな

私たちがそれぞれ必要経費と呼んでいるものは、自分で気を付けていない限り、必ず収入と等しくなるまで大きくなってしまうものなのです。

バビロンの大富豪より

自分では”必要”と思っている経費も実は生きるための”消費”と、心の豊かさの為の”浪費”が混ざっていたりします。

収入が増えたはずなのに暮らしが楽にならないという方は多くいらっしゃいます。

これはよく陥りがちな話で、収入が増えた分だけ財布の紐がゆるんで、支出も同じ分だけ増えてしまっているということ。

自分が満たしたい欲求すべてを叶えようとしていては、いつまでたってもお金はたまりません。

なので、収入から1/10を引いた9/10の中で賄える分だけ、欲望に優先順位を付けて叶えていこうというお話です。

「自分が使いたいことにお金を使えないのは寂しい」と思う方もいらっしゃると思います。

しかし、優先順位が低い欲望を満たせなくても、案外、くらしの満足度は下がらないものです。

べっち
べっち

欲求に優先順位を付け、本当に必要な物事にお金を使おう

第三の教え:貯めたお金を働かせよ

第一、第二の教えで貯めたお金はただ寝かしておいても増えません。

タンス預金は論外ですが、普通預金でも最近は年利0.1%~0.2%程度しかないので焼け石に水。

これは100万円預けても、一年で1,000円~2,000円しか増えないということですからね。

そこでお金がお金を産む仕組みを作れということですね。早い話、投資をしようということ。

事業を立ち上げて新たなお金の流れ(キャッシュフロー)を作るというのも手ですが、まずは株や債券などの金融投資が取っ付きやすいですね。

ちなみに私はつみたてNISAで毎月インデックス投資をし、1~3の教えを自動化しています✨

べっち
べっち

自動化されているのでもはや痛みすら感じない!

第四の教え:災難や危険から財産を守れ

せっかく貯めて増やしたお金も、意図せず失ってしまっては台無しです。

現代において最も陥りやすい罠は事故や災害よりも、詐欺やぼったくりかも知れません!

「おいしい話」につられ、せっかく貯めて増やした財産を失わないようにしましょう。

ぼったくりへの対策は2つ。

  1. 正しい知識を身に着ける
  2. 自分だけは大丈夫と思わない

正しい知識を身に着ける

「おいしい話」に引っかからないための対策の1つ目は正しい知識、特に相場観を持つということです。

お金の世界ではリスクとリターンは表裏一体です。

そしてリスク高めの株式投資でも年利にすればせいぜい5~7%程度。

元本保証や低リスクでこれ以上のリターンを謳う商品は怪しいと思いましょう。

ちなみに投資の神様と呼ばれているウォーレン・バフェットでも年間20%のリターン程度が限界みたいですね。いや、十分神がかっていますが。

自分だけは大丈夫だと思わない

詐欺被害にあったりぼったくり商品を買ってしまった人の多くはこう言います。

まさか自分がこんな商品を買わされるなんて思っていなかった…

なまじ金融知識が付いてきて、自信を持ち始めたあたりが要注意かも知れませんね。

常に「自分だって騙されるかもしれない」という危機感を持っておく必要があります。

べっち
べっち

×自分だけは騙されないから大丈夫

○いつ自分の身に起きるか分からない

第五の教え:より良いところに住むべし

よい生活をする基盤はよい住居だということですね。

よいところに住んで、健康で規則正しい生活を続けているほうが、そりゃお金も増えていきますよね。

本書の中では自分の家を持とうと言われています。

しかし現代においては必ずしも自分の家を購入するのが最善とは限らないと思います。

もちろん自分の頭で考えて本当に価値を感じる家を買うのであれば、それはそれで良いですね。

ただ、その出費が投資、消費、浪費のいずれなのかは認識した上で、というのが前提ですね。

べっち
べっち

自分の価値観、生活スタイルにあった家に住もう

第六の教え:今から将来に備えよ

年老いてから必要な金と、家族を守るために必要な蓄えとをあらかじめ用意しておくこと

バビロンの大富豪より

自分が老いても、例え自分が死んでも家族が快適に生きられるように今から備えようというお話です。

本書ではその解決策として貯蓄や生命保険について触れられていますが、私は少し違う解釈をしています。

5までの教えを守ればそれなりの財産は蓄えられるはずです。

そうなると6つ目の教えは健康への投資だとも解釈できるのではないでしょうか?

自分が健康であれば、年を取ってからもお金を稼ぐことはできます。

そのために今からでも体に良いことを始めましょう

べっち
べっち

睡眠、運動、食事、歯のメンテあたりが目の付け所!

第七の教え:自分に投資せよ

明確な目的に向かって、自己の能力と技量を高め、良く学び、自尊心を持って行動すべし

バビロンの大富豪より

ここまで紹介した1~6の教えの集大成がこれですね。

平均的なサラリーマンの生涯収入は2.5億円とも言われているし、起業する人はもっともっと稼ぎますよね。

どちらもスキルや知識、そしてその土台になる健康が無ければ絵に描いた餅です。

お金を貯めて、それを株や債券などの金融投資で増やすのは重要です。

しかし、最大の資本である自分に投資しないのでは片手落ちですね。

そうなると自分への投資が最重要ということになります。

自分の進みたい道を描いて、それに向かって今できることをコツコツ継続していきましょう!

べっち
べっち

自己投資こそ最強の投資!!

まとめ

最後にもう一度7つの教えを振り返っておきましょう。

1.収入の10分の1を貯蓄せよ
2.欲求と必要経費を混同するな
3.貯めたお金を働かせよ
4.災難や危険から財産を守れ
5.より良いところに住むべし
6.今から将来に備えよ
7.自分に投資せよ

これらの教えを実践していけば確実に今よりも豊かになれます。

より良い生活を目指して今日から行動していきましょう!

↓ブログランキングに参加してます!ポチって応援して下さると嬉しいです✨

にほんブログ村 投資ブログ 資産形成へ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました